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実にオオゴトや! 十三は、しょんべん横丁にあるたこ焼き道場本家「学」では、たこ焼きと名乗っているにも関わらず、イカを入れているという。 「聞けば、いろいろと理由があるそうですよ」(40代の常連客)というタレコミを元に、潜入捜査へと乗り出した……!

たこ焼きにイカを入れるにはワケがある! 真相究明に「学」へ初潜入

実にオオゴトや! 十三は、しょんべん横丁にあるたこ焼き道場本家「学」は、たこ焼きと名乗っているにも関わらず、イカを入れているという。 「聞けば、いろいろと理由があるそうですよ」(40代の常連客) このことをイケメンのスタッフに問いただすと、真相をこう明かしてくれた。

「歯切れ感はイカのほうがありますし、出汁もイカのほうが出る。 イカは調理して提供するまで時間がかかるから、 最初にこの料理を発案した方はタコにしたんだと思う。 だからウチの店では、面倒でもより美味しいイカにしたんです」とのこと。

酔っているからだと思いたい。 地元大阪人でも、イカだと気づかない人も多いという……。 「味つけはいろいろとあるので、歯ごたえで、わかる人はわかるんです」(スタッフ) この「たこ焼き」(8個・450円)ならぬイカ焼きを食べに、月イチペースで東京から訪れているお客もいるそうだ。

「学」という屋号は、このお店のコンセプトの「お客から勉強していく」という意味だ。 料理も日々勉強。 こうして生まれた「トリカラ」(450円)がホンマ侮れない。 普通に見えて、まったく普通ではないのだ。

水に30分漬けて、水分が鶏肉に浸透したところで水切り。 醤油、ニンニク、ショウガ、料理酒、塩、こしょうといった秘伝のタレに、鶏肉を最低半日寝かしてから揚げている。 「二度揚げも必須です」(スタッフ) 手間をかけたぶんだけ、味に現れている。 外はカリカリ、中は鶏のエキスがひと噛みするたびに口内へと広がった。 料理を見てわかるように、女性客が好む料理。 OLや女学生が、一人飲みにやってくるお店なのだ。

たこ焼き道場本家 学 [住所]大阪市淀川区十三本町1-2-9 [TEL]06-6886-5560 [営業時間]月~土18:00~26:00       日・祝18:00~24:00 [定休日]火曜

加藤 慶(かとうけい) 大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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