名店が監修したヘルシーなカレー! セブンイレブン「銀座デリー監修 野菜キーマカレードリア」
今回はみんな大好きカレーです! それも銀座デリーが監修したという「野菜キーマカレードリア」です! セブンイレブンはこれまでにも、銀座デリー監修のカレーを定期的に発売しているけど、今回のはかなりヘルシーだと思ったので紹介します。
「銀座デリー」といえば60年以上の歴史がある、日本でのインドカレーの草分け的な存在。 ヘルシーなだけでなく、こんなのうまいに決まってるし、大きめ野菜がゴロゴロ入っているビジュアルと栄養成分表示だけでテンションが上がってしまった。 あっ! そうそう。 この弁当は栄養成分表示がパッケージの上面にあるんだけど、それも素晴らしい! ほとんどの弁当は裏面にあるから、弁当を高く持ち上げて下から覗き込んでチェックするんだけど、コンビニで何個もの弁当を持ち上げて裏面を覗き込む姿は、はっきりいってスマートじゃない! 「この人なにやってんの?」的な目で見られることすらある。 それが上面にあるだけで、値段を確認しているだけとしか思えない自然なモーションで、サラッとチェックできるではないか! 誰にいえばいいのかわからないけど、今後、コンビニ弁当の栄養成分表示は上面にしてください! お願いします!
大豆ミート+もち麦ごはんのコンビで高タンパク&食物繊維もたっぷり!
このキーマカレードリア、なにがヘルシーかというと、食物繊維が約13グラムも入っていることが、いちばんのポイント。 1日に必要な食物繊維が約20グラムといわれているので、これだけで半分以上も摂れてしまう。 これは食物繊維が豊富な「もち麦ごはん」を使っていることと、同じく食物繊維が多い「大豆ミート」を使っているから。 もち麦ごはんは、この連載でたびたび紹介しているけど、大豆ミートは初なので、ざっくり説明すると、大豆を肉のような味や食感に加工したもので、このカレーでは挽き肉の代わりに使われている。
キーマカレーの“キーマ”はヒンズー語で「挽き肉」のことだけど、じつはこの商品では挽き肉を使っていないのだ。 しかし、大豆ミートはタンパク質や食物繊維がたっぷりだし、たぶんいわれなければ、大豆と気付かないほど味や食感も肉のようだ。 とくにカレーのような味の濃い料理では、肉との違いがわかりにくい。 大豆ミートのおかげで、ダイエット中はとくに多く摂りたいタンパク質や食物繊維の量が底上げされ、挽き肉に多い脂質もカットされているのでヘルシーというわけだ。 さらに野菜もしっかり摂れるのがありがたい。 ひとつだけわがままを言うと、ナトリウムをもう少し減らしてほしかったなぁ……。 塩分相当量に換算すると5グラムほど入っているので、今年の健康診断でも「血圧高め」と診断された40オヤジはちょっと気になる。 とはいえ、それ以外の栄養素のバランスはとてもいいし、味も最高にうまかった!
セブンイレブン 「銀座デリー監修 野菜キーマカレードリア」 税込498円
ドリアならではの周囲のコゲ具合と、 彩りのいい大きめ野菜のビジュアル、 そして銀座デリーのブランド力が食欲をそそる。
タンパク質16.5グラムと多めだし、 脂質13グラムもカレーとしては控えめ。 炭水化物は「糖質+食物繊維」のことだけど、 しっかりわけて表示しているのがありがたい。 すべての食品をこの表示方法にしてもらいたい。 それくらい、食物繊維はダイエットにとって 大事な栄養素なのだから。
原材料名の中に「大豆加工品」というのがあるが、 おそらくこれが大豆ミートのこと。 そして「挽き肉」の表記はどこにもない。
レンチンしたあとのできあがり。 チーズがトロ〜って溶けて見るからにうまそう! パプリカとブロッコリーの差し色も絶妙だな。
おそらくターメリックで色づけされたと思われる 黄色いもち麦ごはん。 白米より食物繊維が豊富でダイエットには最適。
にんじんの下に見える挽き肉っぽいのが大豆ミート。 大豆ミートだという事前情報がなければ、 完全に挽き肉だと思うレベルだ。
太田日向(おおたひなた) 食生活の8割がコンビニという40代独身オヤジ。標準体重12キロオーバーのメタボ体型から、約1年で14キロのダイエットに成功。太りにくい体にしようと、調子に乗って筋トレも開始。筋トレに効くコンビニ食も探している。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。