吉祥寺でおっさん女子が塩ロールパンを食べ散らかしたランキング! の件
「おせちに飽きたらカレーもね♪」というCMに出ていたのはヒデキだったが、私の場合「白飯に煮詰まったら、パンもね♪」である。
まず、しつこいようですが私は、白いご飯至上主義。
しかしそれでも白飯に煮詰まることが、たまーにあるのよ。
そもそもパンをあまり食べないおっさん女子。
そしてパンにさして愛情もなく(苦笑)、パン屋のキャラ立ちを重視している人間だが、そんな私にも好んで食べるパンがあるのよ!
それは『塩ロールパン』だ!
ここ1~2年、おっさん女子が最も食べ散らかした、いや、美味しく食べたパンは、塩ロールパンであった。
そもそもおっさん女子は『塩派』である。
焼肉も焼き鳥も、基本『塩』で食べます。
そしてパンも『塩』……。
イラスト/スタジヲワンツー
正直、パンに疎いため、塩パンがどこからどのように流行ったのか、知らなかったんだけど、ネット情報では、オーストリアの『ザルツシュタンゲン』というパンを、日本の愛媛県のパン屋さんが再現して、販売したら大人気!
それでもって日本中のパン屋に塩パンメニューが増加!
みたいな流れのようですな。
現状、吉祥寺のパン屋さんには、ほぼ定番で塩パンが置いてあるので私なりに、食べまくった結果を、ここで発表しようと思いま~す!
おっさん女子的「吉祥寺の塩パン」ランキングは……!
はい、第1位!
何度もこの連載(39回&45回参照)に登場していますが、ダイヤ街の『B』の『塩ロールパン』だ!
もう食べた瞬間から、これは1位だ! と思いました。
ロールパン形状で小ぶりなため、油断していると3つくらいは食べられそうで、怖い。
もう、そもそもの塩味が違う。
それもそのはずっていうか、『B』はドイツのプレッツェルソルトというこだわりの岩塩を使っているのです。
塩パンがオーストリア発祥ですからね。
やっぱり塩はドイツ語圏から持ってきたいですね、という感じ(笑)。
ちなみに塩パンもありますが、こっちは、東京都の青ヶ島村の“ひんぎゃの塩”を使用。
塩パンは、丸パンでふわもちですが、やっぱ本命は『塩ロールパン』だな。
気合が違うわ。
あとバターの風味もよいです。
そして第2位!
アトレ吉祥寺の『D』の『旨み岩塩の塩ロールパン』です。
『D』はモーニングで過去に紹介したパン屋さん(37回参照)。
フランス系のパン屋です。
ちょっと、お値段がお高いのよね(苦笑)。
ここの塩ロールパンは、表面はややハード目のパンで、噛み応えがあります。
そして、フランス・ロレーヌ地方の岩塩を使用していまーす。
塩ロールは、もうヨーロッパの塩を使わないとダメなんじゃないの? と思ったおっさん女子だ。
そして別途塩パンもありますが、こちらはフランス・ゲランドの海塩を使用。
もう塩にこだわりまくってますね。
第3位は、この連載初登場のヨドバシ裏のオシャレパン屋『E』。
ちなみに店の名前が長く、舌を噛みそうで、絶対に覚えられません……。
最後の2文字をかろうじて覚えればいい……。
イートインスペースは、女子で常に激混みです!
ここの塩バターロールは、非常に上品な塩味。
パンはややハード系。
塩は何を使っているのか不明だけど、美味しいです。
あとジブリ美術館の近く(住所は三鷹市)の『Tベーカリー』にはGOLD塩ロールというのがあって、大人気&美味しい&安い!
しかし場所が、遠い……。
遠すぎる……。
ということで、圏外です。
すまん。
どっちかっていうとこの店は、塩っていうよりバターにこだわっている感じです。
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
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