気がついたら、吉祥寺がコッペパン激戦区になっていた件
私は白いご飯大好き人間なので(連載13回参照)、パンをあまり食べない人生なんですが、そんなおっさん女子も食べてみましたコッペパン。
なぜなら、気がついたら吉祥寺がコッペパン激戦区になっていたからである……。
油断できませんよ、吉祥寺。
そもそも、2017年9月に『パンのT』ができたのがターニングポイント。
吉祥寺の『パンのT』はドトール併設で、飲み物と一緒に購入可能でイートインできるんですよ(ドトールのフードメニューはありません)。
しかも、イートインスペースが学校テイストの内装なんですよ。
まあ、コッペパンといえば給食なのかもしれません……。
そして2018年2月に入って、なんと公園口方面に『吉祥寺C』というコッペパン専門店ができたのであった。
うーむ、しかもコッペパンの定番ラインナップが、両店でけっこうかぶってますけどねぇ。
イラスト/スタジヲワンツー
何をはさんでも受け止める、黒ツヤのパンが『パンのT』の醍醐味!
『パンのT』は、コッペパン自体がどっしり&表面黒ツヤっていう感じですが、非常に計算されたコッペパンだと思います。
中に何をはさんでもしっかりと受け止めて、食べている途中のパン崩壊&中身落下のストレスが少ない。
すごく優等生的だよなー、と思うおっさん女子。
しかも、おやつ系、おかず系のどっちもすべてのメニューが75点くらいはたたき出している、合格点の仕上がりっていう感じ。
コッペパンは約30種類のラインナップね。
ちなみにおっさん女子的には『厚切りハムカツ』(350円税込)のマヨネーズ味がいい感じ&マスタードが効いてて美味しい。
おやつ系は、そもそもチョコレートが好きなので『生チョコクリームチョコチップ』(240円税込)押し!
3種盛りもある! 白くてふわもち。ソフト系のパンが魅力の『吉祥寺C』
一方、『吉祥寺C』のラインナップは約24種類。
パン自体はソフト系で、『パンのT』と比べてやや大きめ、白くてふわもちテイスト。
ハムカツ、焼きそば、ピーナッツクリームなどの定番はそろっていますが、おっさん女子的には『お子様ランチ』(480円税込)をあえて押す。
ちなみに、お店で一番高いコッペパンはコレだ。
中身はなんと、たまご+ハンバーグ+ナポリタンの3種盛りなんである。
正直、やりすぎだと思う(苦笑)。
しかも、オーダーすると、スタッフさんは中身の配置&調味料などの手順を間違わないように、超慎重に作ってくれます。
実は、作る方も大変だよ……。
そして、食べているうちに、手だけでなく、顔にもケチャップがついたりします……。
雑な女子(私です)は気をつけろ!
食べているうちにパン&中身が崩壊してくるぞ!
やりすぎだからね、致し方ありません。
実はこの店は、地元ではおなじみのパン屋『A』の新形態店舗である。
この『A』ですが、おっさん女子的には“やりすぎ感が好き”というパン屋である。
ちなみに、パンの半分以上がチーズという『やりすぎチーズ』という名物パンがあるんですよ。
だから、やりすぎ上等!
やりすぎてナンボ!
過剰万歳!
という気持ちでコッペパンも押してみた。
ちなみに『照り焼きチキン&たまご』、『宇治抹茶あんこ』あたりも、やりすぎ感にあふれています。
コッペパン激戦区にプチサイズのパンを採用した伏兵『Bパン』が参戦!
そして実は、コッペパン激戦区の意外な伏兵は、コッペパン専門店じゃないけど、地元ではメロンパンの人気店としておなじみの『Bパン』。
実は、中野にコッペパン専門店を出しているので、吉祥寺のお店にもコッペパンメニューが常に5~6種類あるんですよ。
焼きそば、あげきなこ、あんマーガリン、粒ピーナッツ、コンビーフポテトなどなど。
ちなみに、コロッケコッペパンはプチサイズで、ちょうどいい食べ応え感だよ。
コッペパン自体は『パンのT』と『吉祥寺C』のちょうど中間っていう感じ。
まあ、パンもラインナップも、いいとこ取り感が漂っております。
おっさん女子は、ここの『粒ピーナッツ』がお気に入りだ。
どうでしょう?
吉祥寺のコッペパン。
おっさん女子的には『吉祥寺C』がイチオシだ!
と思ったところで、セブンイレブンに行ったら、なんとコッペパンのラインナップが新発売してるじゃん。
激戦区っていうか、カオスになってきましたね、コッペパン。
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。