今回はパスタについてのお話。なので、紹介する商品が必ずしもベストな選択ではないかもしれないけれど、「ダイエット中の炭水化物はパスタもおすすめですよ〜」、「パスタを選ぶときはここに注意しましょう!」といった話をしますので、ぜひ参考にしてください。
高タンパクで食物繊維たっぷり! セブンイレブン「あさりのボンゴレスパゲティ」
今回はパスタについてのお話です。
なので、紹介する商品が必ずしもベストな選択ではないかもしれないけれど……。
「ダイエット中の炭水化物はパスタもおすすめですよ〜」、「パスタを選ぶときはここに注意しましょう!」といった話をしますので参考にしてください。
なんとなくパスタって太りやすいイメージありませんか?
ですが、パスタ自体のGI値は65くらいと低く、太りにくい炭水化物だといえます。
GI値とは食後の血糖値上昇を数値化したもので、ざっくりいうとGI値が高いものほど太りやすく、食パン、白米、うどんなど、精製度が高い白色の炭水化物はGI値が80以上もあって、たくさん食べると太りやすい。
逆に、そばや玄米はGI値が55くらいと低く、太りにくいといわれている。
GI値が低い炭水化物に共通しているのは精製度が低くて色が白くなく、食物繊維が豊富で、栄養価が高いということ。
これは栄養価の高い穀物の皮まで使って粗挽きしているからこそ、その恩恵が受けられるわけです。
で、ここからはパスタについて。
まずパスタの原料ですが、「デュラムセモリナ」って聞いたことないですか?
「デュラムセモリナ100%」みたいな表記を見たことある人多いと思います。
これは小麦の品種のことではなく、小麦粉の種類のことで、ほとんどのパスタはこのデュラムセモリナから作られます。
「デュラム」が小麦の品種で、「セモリナ」というのは粉の挽き方のこと。
セモリナ=粗挽きのことで、デュラム小麦を使った精製度が低い小麦粉ということです。
なので、デュラムセモリナから作られるパスタは白色ではなくて、黄色っぽい色をしていて、タンパク質や食物繊維が多く含まれているので弾力のある麺になるわけです。
パスタはソースに脂質てんこ盛りなものが多いので、必ず脂質の量をチェックして選ぼう!
では、なんでGI値が低くて、太りにくいはずのパスタが「太りそう!」というイメージになっているかというと、問題は調理法。
チーズやオイルをふんだんに使ったソースを使っているものが多いということ。
コンビニのパスタでも30グラム近い脂質を含んだものもあるから、それだと豚骨ラーメンを食べているのと変わらなくなってしまう。
だから、必ず栄養成分表示をチェックして、なるべく脂質が少ないものを選ぶようにしよう。
今回取り上げたセブンイレブンの「あさりのボンゴレスパゲティ」は、500キロカロリー以下で20グラムの高タンパク!
食物繊維が6グラム以上もあるので、食後の血糖値上昇を穏やかにする効果も期待できる。
そして脂質は13.1グラムとやや多めだけど、コンビニのパスタとしてはかなり少ないし、スープを飲みほさなければ、脂質と塩分をかなりカットできるはず。
あさりがたっぷりでニンニクの効いたスープの風味もいい!
セブンイレブンが食物繊維の量まで表示してくれるようになったおかげで、やっぱりパスタはタンパク質と食物繊維が多くて最高だなと再確認。
脂質が少ないパスタの種類をもっと増やしてください!
セブンイレブン
「あさりのボンゴレスパゲティ」
398円(税込429円)
20グラムの高タンパク。
糖質はおにぎり2個分より少なく、食物繊維は6グラムとたっぷり!
脂質と塩分はやや多いけど、
スープを残すことでかなりカットできる。
この黄色味が強いパスタの色合いは、
デュラムセモリナを使っているからこそ。
うどんも小麦粉で作られるが色味がまるで違う。
パスタは栄養価が高い炭水化物なので、
アスリートにも好まれる。
太田日向(おおたひなた)
食生活の8割がコンビニという40代独身オヤジ。標準体重12キロオーバーのメタボ体型から、約1年で14キロのダイエットに成功。太りにくい体にしようと、調子に乗って筋トレも開始。筋トレに効くコンビニ食も探している。
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