東京が誇る江戸料理のひとつがねぎま鍋。7年前の開店当初から、この鍋を看板に据えたのが荒木町の路地裏にあるこちらの名割烹だ。
画像ギャラリー※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。
道しるべ(最寄駅:四谷三丁目駅)
路地裏の名割烹が生んだ現代風の江戸の鍋 旨さの相乗効果に頬緩む
一般的にはぶつ切りにするネギを同店では薄切りにして山のように盛り付ける。ちなみにネギは那須の“白美人葱”で、香り高く甘みも深い。マグロは腹ビレ周辺の“スナズリ”と呼ばれる部位。細かく入ったスジに火を通せばとろりと表情を一変させる。くつくつ煮込むうちに、マグロの旨みがネギに移って、ネギの風味がマグロを包んで、両者の出合いは必然だったと膝を打つ。鍋に行く前の旬のつまみも逸品揃いとくれば、もう通わずにはいられない。
ねぎま鍋
1人前2160円(写真は2人前)
カマス塩焼きウニのせ
3024円
新生姜のかき揚げ
810円
お店からの一言
「近くにある2号店の『はなれ 竜』でも、ねぎま鍋を用意しています」
道しるべの店舗情報
[住所]東京都新宿区荒木町3-1 [TEL]03-5357-7578 [営業時間]17時~22時頃 [休日]日・祝(不定休あり) [席]カウンターあり、全26席/分煙/予約可/カード可/サなし、お通し代756円別 [交通アクセス]地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅4番出口から徒歩3分
撮影/西㟢進也 取材/菜々山いく子
2019年6月号発売時点の情報です。
※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
画像ギャラリー