私は白飯至上主義である。そして“ごはんにかける”系メニューが大好き。 タコライス、ガパオライスや、シンガポールチキンライス……。 いわゆる「アジア系ワンプレートごはん」ですが、おっさん女子基準で“肉ライス”というジャンルがあるんですよ(笑)。 今回は、そんな肉ライスメニューのある店をご紹介だ!
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しつこいようだが、私は白飯至上主義である。
そして“ごはんにかける”系メニューが大好き。
タコライス(連載59回&111回)、ガパオライス(116回)や、シンガポールチキンライス(62回)などなど。
いわゆるアジア系ワンプレートごはん、なワケですが、私は、ごはんに肉っぽさがないと寂しいタイプ。
そこでおっさん女子基準で“肉ライス”というジャンルがあるんですよ(笑)。
今回は、そんな肉ライスメニューのある店をご紹介だ!
イラスト/小豆だるま
おっさん女子的“肉ライス”の雄は『香港C』の香港式ライス!
まず、私の中で“肉ライス”の雄は、プチロードにある『香港C』。
以前、72回でも紹介したが、香港フードの店である。
ここはお店が定着せず、入れ替わり立ち替わりでかなり難しい場所のだが、けっこう支持されていのか、意外に(失礼)長続きしている。
ここの香港式ライスのメニューが超充実。
叉焼ローストポークライス、牛肉ライス、牛バラ大根煮込みライスなどなど。
いずれも肉+ライスのシンプルメニュー。
価格もリーズナブルで、単品で900円で収まるライン。
ランチだともっと安いし、手軽。
ごはんのパラっと具合がすごくいいです。
生姜や八角のスパイス使いも、いい塩梅です。
あと超スピードで出てきます(笑)。
まあ、あらかじめ炊いてあるごはんに、おそらく用意は万端の肉をかけるだけですけどね。
時間のない人には特におすすめです。
さらにハモニカ横丁のローストチキンの店『P』!
ここのランチは、なんと500円(税別)なんですけど、ローズマリーを香り付けに使ったローストチキン+バターライスのワンプレート。
オリジナルメニューっぽいですが、鶏肉好きはハートを掴まれること間違いナシ!
バターライスが、たぶんチキンスープで炊き込んであるんだけど、これが無限に食べられそうで怖い。
ごはんだけテイクアウトしたい……。
ランチは15時までね!
超駅前なので、こちらもクイックランチにおすすめだ。
おっさん女子的「肉ライス」の隠し球が台湾料理の『台湾茶房T』!
そして私の肉ライス隠し玉は、五日市街道を三鷹方面にグングン歩いて、15分くらいかな。
成蹊大学の目の前にある台湾料理の『台湾茶房T』。
ここはオープン当初、広東料理でメニューの料金設定が高めで凝った料理を出していたんだけど、タピオカティーブームの荒波や、料理の価格の見直しなどで、台湾系ごはんに落ち着いた感じ。
そしたら、結果的にシンプルな肉ライスが充実(笑)。
私のイチ押しは、なんと650円(税込)の高雄名物焼豚飯。
豚肉&玉ねぎ&ピーマンを炒めて、ごはんにかけたシンプルメニューだけど、ボリューミーで美味しいよ。
他にルーロー飯(豚角煮ごはん)、パーコー飯(豚バラごはん)、牛バラトマト煮込みごはんなどなど。
どれも850円くらいで収まります。
あと台湾鉄道弁当っていう、おもしろそうなメニューもあるんだよ(まだ食べてません)。
お約束のタピオカティーもあるよ。
今回は、吉祥寺でサクっと“肉ごはん”メニューをお届けしました。
天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。
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