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食パトロール★番外 三鷹別腹テイクアウトの店はここだよ、の件

吉祥寺居住歴30年オーバーのおっさん女子が、吉祥寺に嫌気がさすとき、それはごはん難民になったときだ……(涙)。
地元民のごはんくらい、普通に確保してくれよ、吉祥寺! という気持ちになるのですが、そんなときには、三鷹です。
三鷹に即避難!
三鷹は平和です。
そんな平和な街、三鷹をフラつくと必ず行ってしまう店が2軒あります。
そこは“三鷹の神テイクアウトの店”と、私が密かに決めた店なのでした……。
三鷹でごはんを食べたにも関わらず、さらにおやつを買ってしまう店。
それが、今回ご紹介する果物屋さん『Iフルーツ』と、和菓子屋さん『S』だ。

イラスト/小豆だるま

三鷹のテイクアウト1つめは、果物屋『Iフルーツ』のフルーツサンド!

まず、三鷹駅南口の中央通りの果物屋さん『Iフルーツ』では、フルーツサンドを買ってしまうのであった。
ここのフルーツサンドはもちろん、お店の果物をふんだんに使った自家製。
お値段は450~600円(税抜)っていう感じ。
いちご、メロン、りんご、バナナ、ミックス系など常時5~6種類があるんだけどね、もう午後になると残り僅か! という人気の商品なんですよ!
私は、キウイいちごバナナのミックスを推すが、とにかくすぐ売り切れちゃうの。
ちなみにチョコバナナも売り切れている(涙)。
バナナ関係人気です。
ここのフルーツサンドの特徴は、生クリームが微糖です。
甘さ超控えめのサッパリ系。
はっきり言って、果物の甘味で食する大人のフルーツサンドなのです。
あとさー、ここの店頭の果物たちが、ピカピカなんだよね。
本当に美味しそうなんだよ。
フルーツサンドが売り切れていると、なぜかりんごを買ってしまうおっさん女子であった……。
ちなみに紅玉のキャラメルクリームサンドもあるよ。
いちごサンドは、旬の時期にはあまおう使用だよ。

三鷹に行ったら、和菓子屋『S』のたい焼きとみたらし団子も、絶対にハズせない!

そして『Iフルーツ』に寄った足で、さらにワンブロック先の三鷹産業プラザ東の交差点を右折して、ちょっと行ったところの和菓子屋さん『S』にGO!
有名餃子の『H』の近くだ。
この店は、以前中央通りにあった『たかね』という和菓子屋さんの職人さんが独立して出した店なのよ。
『たかね』は、閉店しちゃったんだけど、ちょっと前まで三鷹の行列っていったら『たかね』のたい焼きだったワケ。
私は、吉祥寺の行列は認めないが、三鷹の行列は許容します。
なぜなら地元民が食べたい一心の初期衝動で並んでいるからです(苦笑)。
吉祥寺の行列は主に、インスタ映え大好きの観光客なんだもん。
この『S』ですけど、たい焼きはもちろん買います。
一丁焼きで皮はパリッ&尻尾まで粒あんみっちり。
それと、みたらし団子もデフォルト。
ここのみたらし団子は、ツヤピカでもっちもちで、醤油だれあんが、甘さ控えめで超大人の味なのよ。
10本くらい一気食いできそうで怖い。
あんこ、ごまだれのだんごも美味しいです。
さらに季節によってですけど、ここの道明寺は桜の葉と花がちゃんと食べられる仕様なのよ。
ほかの店の道明寺で葉っぱを食べるかどうか、躊躇している人は、この『S』がおすすめです。
さらにいちご大福もおすすめだし、もうおすすめの嵐で、ついつい買いすぎちゃうんだよ。
おっさん女子的に、吉祥寺にはおすすめの和菓子屋は正直ないんだけど、自分のために調達する和菓子っていったら、この三鷹の『S』だね。
甘党の人はぜひ!

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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