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名古屋のバー応援企画! フードメニュー大充実の新栄『Food×Bar=Saloon(サルーン)』

新型コロナの新規感染者が減少し、ひと頃と比べると、名古屋の街にも活気が戻ってきたように見える。
しかし、まだまだ客足が遠のいたままの業種がある。
それがバーだ。
そこで今回は、名古屋市内のバーの応援企画として、私、永谷正樹がオススメするバーを全3回にわたって紹介しよう。

第1回目となる今回紹介するのは、名古屋市内でも数多くのバーが軒を連ねる新栄の『Food×Bar=Saloon(サルーン)』。
今年で開店して11年目。
マスターの山田ひげさんは、6年前に前マスターから経営を引き継いだ。

山田さんはバーテンダー歴20年。
以前はライブハウスで働いていたこともあり、店内で弾き語りライブなどイベントも開催している。
しかし、新型コロナの影響で自粛を余儀なくされた。
現在は感染拡大防止に務めながら、規模を縮小して行っている。

“Food × Bar”と謳っているだけに、フードメニューはかなり充実している。
毎月29日は“ニクの日”としてマスター自慢の肉料理を用意しているほか、要予約でコースもある。
アラカルトで人気なのは、「シラスと大葉のトルティーヤピザ」(900円)。

サクサク食感のトルティーヤの上にのるのは、愛知県篠島産のシラスと大葉。
ごま油と白醤油で和えて、2種類のチーズをのせて焼き上げている。
ほのかな塩味と香りがたまらない。
トルティーヤを生地にしているので、重たくないのが嬉しい。

「シラスと大葉のトルティーヤピザ」と合わせて楽しみたいのが、自家製の「レモンサワー」(600円)。
ベースとなるのは、レモンを漬け込んだスピリッツ。
「生搾りしたレモン半個も入ります。砂糖を一切加えていないので、すっきりとした味わいが楽しめます。
大人のレモンサワーですね」(山田さん)

こちらは、10月31日(土)まで期間限定のカクテル「相棒ダイキリ」(1000円)。
スタンダードなカクテル、ダイキリを、パイナップルを漬け込んだジャマイカンラムをベースに改良。
「スペアミントとピンクペッパー、塩で、エスニックな味わいもお楽しみください」(山田さん)

「相棒ダイキリ」とユニークな名前がつけられているが、その由来は、グラスの底に沈んでいるゼリー。
それは、名古屋市内の機械工具商社と駄菓子メーカーが熱中症予防のために開発した『現場の相棒 塩ビタミンゼリー』。
塩分の吸収を助けるブドウ糖や疲労回復に効果があるクエン酸のほか、マルチビタミンを配合。
熱中症だけではなく、風邪の予防にも効果が見込めるという。

お酒の〆にオススメなのが、「明太子だし茶漬け」(1000円)。
明太子をトッピングした焼きおにぎりに熱々のだしをかけていただくスタイル。
「焼きおにぎりの中にはネギ味噌が入っています。
おにぎりを崩しながら召し上がってください」(山田さん)

音楽好きはもちろんのこと、そうでなくとも十分に楽しめる。
バーの激戦地、新栄エリアでも要注目の店だ。

Food×Bar=Saloon
[住所]名古屋市中区新栄2丁目9-28セントレイクエルメ2F
[TEL]052-263-6505
[営業時間]17:30~翌2:00
[定休日]イベント開催のない日、月
 チャージ料:男性500円、女性300円

永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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