東京は上野で育った店主が目指したのは、自家製粉で打つ「二八蕎麦」。石臼の素材は熱を持ちにくい蟻巣石を採用し、丸抜きで仕入れた蕎麦の香りが飛んでしまわぬよう、細心の注意を払って製粉している。
画像ギャラリー※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。
手打そば 田奈部(最寄駅:本郷三丁目駅)
自家製粉の二八蕎麦を上品なコクの鴨肉と共に楽しむ
かえしには無添加の甘露醤油を使いまろやかさを出し、店独自の甘辛バランスを追求。熱々の鴨汁には「マグレ・ド・カナール」と呼ばれる外国産鴨のロースと柔らかい鴨つくねが入り、食感の違いを楽しませてくれる。また一片だけちらされたゆずが入ることで鴨の濃厚さが中和され、熱いつけ汁がさわやかな印象に。挽きたて・打ちたて・茹でたての蕎麦の穀物感と、鴨肉の味の両立が実現した見事な一杯だ。
鴨せいろ
1650円
牡蠣そば
1650円
穴子とごぼうの柳川
1200円
玉子焼き
700円
お店からの一言
「蕎麦の産地は約ひと月ごとに変わるので違いをお楽しみください」
手打そば 田奈部の店舗情報
[住所]東京都文京区本郷3-35-6大石グリーンビル1階 [TEL]03-3814-0218 [営業時間]11時半~14時、17時半~21時(土は~20時) ※ランチタイム有 [休日]日 [席]全30席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]都営大江戸線本郷三丁目駅5番出口から徒歩1分
撮影/西㟢進也 取材/赤谷まりえ
2019年12月号発売時点の情報です。
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