たわわ過ぎて、薄皮から飛び出そうな焼売の肉餡。噛み締めると懐かしい甘さがして、幼い頃、おやつで食べた蒸し芋を思い出す。
画像ギャラリー東京台湾(最寄駅:中目黒駅)
ビストロシェフが台湾の家庭料理を東京流に
「サツマイモを使った熊本の郷土菓子『いきなり団子』に着想を得ました」とオーナーの須藤晋次朗さん。イモの甘みとスパイスが肉の旨みを引き立て、濃厚な味わいが赤ワインを呼ぶ。「台湾料理を東京流に再構築しました」。もとはビストロを営んでいた須藤さん。焼餃子の餡にはフルーツソースを、水餃子のタレにも果物の甘みを加えるなど、柔軟な発想が光る。店内も客席にはちゃぶ台、壁や棚には台湾雑貨が並ぶ自由さ。東京と台湾のMIX感がなんとも魅力的だ。
週末限定! 特製焼売(4個入り)
748円
名物水餃子(4個入り)
550円
皮は自家製。小麦にタピオカ粉を加え、もちもちの食感に。酸味の利いたタレがよく絡み、満足感高し
緑豆春雨の炒め物
748円
東京台湾の店舗情報
[住所]東京都目黒区上目黒2-14-1 寺内ビル1階 [TEL]03-6451-2499 [営業時間]12時~14時(日曜はランチなし)、17時~23時(22時LO)※ランチタイム有 [休日]水、12/30~1/5 [席]カウンターあり、全26席/全席禁煙/夜のみ予約可/カード可 [交通アクセス]東急東横線ほか中目黒駅から徒歩2分
撮影/鵜澤昭彦 取材/岡野孝次
2020年1月号発売時点の情報です。
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