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カウンターでコース料理を楽しむ。それは妙にかしこまらず、でもくだけ過ぎないちょっと贅沢な時間。

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※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ではありますが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しております。

Qkurt(最寄駅:飯田橋駅)

広いカウンター空間で想いが詰まったコースをゆっくり味わう幸せ

何かと慌ただしい世の中だからこそ、できれば心に余裕を持ってそんなひと時を過ごしたいもの。「仕事や日常を離れ、食事が特別な時間だと改めて感じる場になれば」。カウンターを流行りの対面キッチンにしなかったのもそれ故。心地よい椅子に座っただけで店主の角田さん夫妻の想いが伝わってくる。後はその想いが詰まった料理をゆっくり味わうのが正解だ。 とここで朗報。何と角田さん、『おとなの週末』のために期間限定コースを考えてくださった。まあまずはその充実度を見てほしい。通常コースと同様、心掛けるのは食材の質、組み合わせの面白さ、繋がりやストーリー性のある構成という。藁で焼く香りがカツオの定番なら辛いサラミ「ンドゥイヤ」をソースに加えてまた違う味と香りのアプローチを。生ハムを供した後は、同じ端材でダシを取ったスープを。どの皿にもなるべく同じ生産者の野菜を、という風に。「和の素材を使っても着地点はイタリアンでありたい」。志は真っすぐに。その先も楽しみな店だ。

おとなの週末限定コース スパゲッティ ポモドーロ

4500円(前菜5皿+パスタ。内容は仕入れで変わる) ※限定コースの提供は5月15日~1ヶ月程度

ブラータチーズとブラッドオレンジ、プロシュート

最初の前菜はウンブリア産の切りたてのプロシュート。ブラータチーズには愛媛のブラッドオレンジと砕いたピスタチオを添えてシチリア風に。フレッシュなフルーツとナッツの食感のアクセントも楽しい

勝浦 初鰹 ンドゥイヤのトマトソース

千葉県勝浦産の初ガツオを香ばしく焼き、辛いサラミ「ンドゥイヤ」を加えたスパイシーなトマトソースで味わう。上には塩漬けのケッパーと和えたルッコラをトッピング。野菜は群馬の若き生産者が取り組むオーガニックのものを主に使用している

北海道江別豚のアグロドルチェ

北海道・江別産の豚肩ロース肉をオーブンで蒸し焼き風に仕上げた料理。玉ネギとレーズン、ビネガーなどが入った甘酸っぱいソースがよく合う。それぞれ料理に合わせた器も昨年12月の開業前に夫妻ふたりで選んだ

白いんげん豆と帆立のスープ

プロシュートの端部分で取ったダシに白インゲン豆のピューレを加えたコクのあるスープ。プリッとしたホタテも入る。クリーミーでまろやかな旨み


ナチュラルワインはイタリア産中心。カウンター前にあるセラーがリスト替わりで、品揃えは約200種。グラスワインも常時10種以上と豊富に用意し、料理に合わせて提案も。ちなみに妻の菜美子さんはパティシエで、通常コースではデザート担当

お店からの一言

店主 角田直也さん、菜美子さん夫妻

「目に見えない食材の繋がりやストーリーも食べて感じてもらえたらうれしいです」

Qkurtの店舗情報

[住所]東京都新宿区下宮比町3-12 [TEL]03-6877-3942 [営業時間]18時~23時(22時半LO、20時まではおまかせコースのみ、20時~はアラカルトも可) [休日]日 [席]カウンターのみ、全12席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし [交通アクセス]地下鉄南北線ほか飯田橋駅C1出口から徒歩3分

電話番号 03-6877-3942

撮影/西﨑進也 取材/肥田木奈々

2020年6月号発売時点の情報です。

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