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「もう自分の料理に飽きた!」料理苦手&嫌いライターが挑戦

最近、平日も夕方になると毎日思うのが、「ああもう、夕飯作りたくない…」「あの肉賞味期限来るから何とかしなきゃ」の数々。
それでもなんとか作り出して食べ終えると「自分の料理の味、飽きたな〜」。

というわけで手に取ったのが、時短、カンタン、手間いらず!などを謳うレシピ本。

中でも特に気になったのが
『syunkonカフェごはん 7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』

『syunkonカフェごはん 7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』
924円(山本ゆり・著/宝島社・刊)

著者の山本ゆりさんといえば、ユーモアあふれるレシピブログを綴り、ブログの読者数は36万人、Twitterのフォロワー106万人、Instagramのフォロワーも105万人と絶大な人気を誇り、2021年4月の『情熱大陸』にも出演された、今をときめく料理家なんだそうで。

「日本一売れている」なら間違いないだろう、料理ベタの私を救ってくれーーーー!

とにかく最初は美味しいものを食べたい、カンタンならなお良し、というわけで、看板料理が載っているであろう第1章に掲げられた「ブログ&Twitterで大反響!人気おかずBEST30」の1位〜3位をチョイスしました。

1位:鶏むね肉で! ピリ辛チキンスティック
2位:ハッシュドオニオンチーズ
3位:豚バラキャベツマウンテン

※分量詳細、調理手順など詳細は書籍を購入の上、ご確認ください

1位:鶏むね肉で! ピリ辛チキンスティック

安くて高タンパク質で庶民の味方、鶏ムネ肉を使った料理です。主な材料は下記写真をご覧ください。

「鶏むね肉で! ピリ辛チキンスティック」で使う材料

が、意外と材料の種類が多いです。しかも肉を漬ける→衣を付けて揚げ焼きにする→タレを作って加熱して絡める、と調理もなかなかの手間。

もっとカンタンにできるものを1位にしてほしかった……! という気持ちを無理矢理押しやって作り始め、
「片栗粉“適量”って書いてあったけど、足りない!! 油断した〜〜!」
というハプニングを乗り越えながらもできました。見た目はイケているのではないでしょうか。

「鶏むね肉で! ピリ辛チキンスティック」完成!!

40分もかかったし、こんなの、料理の苦手な人が作る料理じゃない……」と不平たらたらで食べたら、
「うま! うまーーーーーーっ!!」

甘辛少々酸味があるタレに、揚げ焼きした衣が時折サクッとした歯応えで、鶏ムネ肉が、ムネ肉と思えないようなしっとりした食感で、ごはんが進む。

冷凍OKとのことなので、後日チンして食べてみたところ、さくさく感はなくなりましたが、美味しさはそのまま。

これはまた作るしかない!

余力のある日に大量に作って当日心ゆくまで食べた後、残りは非常食として冷凍しておきたい一品です。作る際には、片栗粉を多めに用意するのをお忘れなく!

2位:ハッシュドオニオンチーズ

2位は意外や副菜系です。主な材料は下記写真をご覧ください。

「ハッシュドオニオンチーズ」で使う材料

買い物に行かずに自宅にあったもので対応できたのがうれしい。「一品足りないの、何とかしたい!」という時に重宝しそうです。

玉ネギを1cm角に、ベーコンは荒みじん切り、他材料と混ぜ、フライパンにドーンと広げて焼くだけというお手軽さも素晴らしい。

「ハッシュドオニオンチーズ」完成!!

焼き時間が長めで完成まで15分ほど。ですが、ひっくり返すのが難しかった!

チーズがカリッとするのを待って裏返すのですが、まごまごしていたらかなり焦げたり、早すぎてボロッと崩れたり。3度目の挑戦でふたつに分けて焼き、やっと上の写真です。レシピの見本写真とは、かなりかけ離れています。

味は、じっくり焼くことで玉ネギの甘みが引き出され、そこにとろけるチーズとベーコンのこってりした旨みが加わって、これまた美味しい。トライする価値アリです。

3位:豚バラキャベツマウンテン

3位のこちらはメイン系。

生姜焼きでもいいけどちょっと違った味で変化を付けたいと言うときに良さそうな一品です。

切ったキャベツをチン→豚肉を切って焼く→キャベツの上に肉をのせ、混ぜ合わせたタレをかける。
これだけの手間でメイン料理が出来上がるらしい。最高!

主な材料は下記写真をご覧ください(ニンニク、ショウガのすりおろしはチューブで代用)。

「豚バラキャベツマウンテン」で使う材料

はい! 所要時間10分強でした!!

香ばしく焼いた豚バラ肉は、ゴマ油、醤油などを混ぜたタレをかけると旨みがぐっと増します。これまた飯ドロボウです。

キャベツは生でもいいのでは…? と思っていましたが、実際に食べると、加熱してあった方が口当たりも良くモリモリ食べられるので栄養的にも良さそう。

しかし、後半、40代の私の胃にはちょっと重くなってきました。しかし、ささっと作れる手軽さは捨てがたい。脂少なめの肉を選ぶ、ポン酢をかけるなど自分なりにアレンジしても良さそうです。

「豚バラキャベツマウンテン」完成!!

この本は救世主になれるのか!?

と、所々ケチを付けてしまいましたが、結果、タイトルに偽りなし。この本は買いです! 間違いなく、少ない手間&少しの材料で、美味しいものができます。

他章にも「もっと!めんどくさくない献立」「バタバタな日の“だけ”レシピ」「もっともっと!レンジで絶品レシピ」など、心惹かれる文句あり。

「料理もうイヤ〜〜!」と思っている方に強くオススメしたい

ちなみに第1章の6位にランクインしていた「調味料2つで!甘辛鶏」という料理は、鶏肉を砂糖醤油に漬けて電子レンジ一発でめちゃくちゃ端正な味の鶏の照り焼きができます。これもぜひお試しください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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この記事のライター

松岡 芙佐江
松岡 芙佐江

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