本場フィンランド、北極圏のサウナ!!
名古屋の繁華街、地下鉄栄駅から徒歩数分のところに目的の『ウェルビー栄店』はある。
レンガ色を基調にミントグリーンが効いた壁面がちょっと目立った外観の、サウナ&カプセルホテル。「こんなクレイジーなのはうちだけ!」とお店のスタッフも誇る「アイスサウナ」がこちらの2階にあるのだ。
サウナの本場といえばフィンランド。中でも北極圏に位置するラップランドでは、冬の間は太陽が昇らず、気温は肺が凍るようなマイナス35℃にも達するそうだ。で、そんな世界での生活に欠かせない文化がサウナだ、と。
サウナで火照った体を、冷たい外気と、凍るような水温の湖で急速に冷却する。そして、湖畔のデッキチェアに横たわって休み、またサウナへ……。そうすると、血行が促進され、新陳代謝機能が活性化して、疲労回復効果もあるのだという。
森のサウナ→アイスサウナ→湖のほとり
で、ウェルビー栄店では、その本場北極圏のサウナを思いきり再現してるのだ。
まずは湖畔のほとりのサウナ小屋をイメージしたという「森のサウナ」。
フィンランドスタイルのサウナ小屋は、75℃くらいの温度でやや湿度は高め、じんわりと汗がかける。静謐な落ち着いた空間。
ロウリュといって、熱せられたサウナストーンに自分でアロマウォーターを注ぎ、水蒸気を出してもいい。これをやると急激に体感温度がアップする感じだ。
そしていよいよ「アイスサウナ」へ。
扉を開ければそこはまさに氷の世界。最低室温がマイナス25℃の空間に、氷点下手前、最低水温が約3℃の水風呂が。思い切って、そろりと、ドボン。冷っえ〜〜〜。15秒くらいでも、く〜〜〜、刺激的。
で、その後は「湖のほとり」へ。
白樺が配されたウッディな空間で、リクライニングチェアに身を預ける。ほ〜〜〜。何なんだ、何なんだ、シアワセだぞ〜。
ちなみに、各所には白樺の小枝を束ねた“ヴィヒタ”も備えられている。火照った体を水を含ませたこいつで体を叩くと、白樺の香りとともに、癒し効果もアップという。
衝撃の冷んやりと癒し。ぜひ、体験することをおすすめする!
[住所]愛知県名古屋市中区栄3-13-12
[電話]052-241-7126
[営業時間]サウナ5時〜翌2時(24時最終受付)
※アイスサウナは7時〜23時半
[休日]無休
[料金]1時間1100円〜
[交通]地下鉄東山線ほか栄駅8番出口から徒歩5分
この夏、注目! あいち冷やし旅とは
取材/池田一郎 撮影/西﨑進也
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