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日常にはさまざまな漢字が溢れています。それは生活にうるおいや豊かさをもたらす「食」の分野でも顕著。食べ物にまつわる漢字を知れば、それはそのまま普段の生活がより彩り豊かで楽しいものになるはず。

本コーナーでは「あれ、これどう読むんだっけ?」と思ってしまうような、忘れがちな難読漢字をお届けします。漢字を覚えて食生活を豊かにしよう!! 正解が分かった方は、ぜひこの食べ物との思い出を一緒に呟いてください!!!!

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】何問わかる? 過去に出題された難読漢字クイズに挑戦!!

難易度:★☆☆☆☆

■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:かきごおり

よくある間違い:かきひょう、けっひょう

夏の風物詩、かき氷の歴史は古く、平安時代の女流作家である清少納言の「枕草子」のなかにも、「けづりひ(削り氷)」という名で登場しています。当時は小刀で削った氷の上に甘い汁をかけて食していたようです。

冷蔵庫がなかった時代には、冬に切り出した氷を、洞窟や山中の地面を掘って作られた「氷室(ひむろ)」に保管していました。当然、氷は超貴重品で、かき氷は一部の貴族しか食べることができない贅沢品でした。かき氷が一般庶民の手の届くものとなったのは、全国各地に製氷所ができた明治時代以降です。

天然水や純水を使用した不純物のない透明度の高い氷は硬さが均一で、かき氷器で均等に氷を削ることができるため、ふわふわした舌触りの良いかき氷を作ることができます。

不純物が少ない軟水や一度沸騰した水などを使用し、急冷機能などを使用せずにゆっくりと凍らせると、透明度の高い氷を作ることができ、自宅でもふんわりとした美味しいかき氷を楽しめますよ。

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おとなの週末Web編集部
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