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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・要町にあるうなぎ店『うなぎ屋 永井』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

江戸前と地焼きを選べるのもうれしい注目のニューフェイス

やる気と勢いのある新店は何とも気持ちがいい。この店がまさにそれ。フレンチ出身の店主が「シンプルな組み合わせの美味しさが好きで!」とうなぎ料理にロックオンし、今年1月、研究を重ねてカウンター中心の小さな店をオープンさせた。備長炭で焼くうなぎは三河産などを厳選。

うな重一尾上 3700円(肝吸い、お新香付き)

『うなぎ屋 永井』うな重一尾上 3700円(肝吸い、お新香付き) うなぎは備長炭で焼いてふっくら仕上げる。ザラメとハチミツという違う甘さのアプローチでまろやかさを出したタレは、白ワインを加えてキレのある味に。地焼きも選べる

蒸して焼き上げる関東の江戸前と、蒸さずに焼く関西の地焼き。自由に選べるのもうれしい悩みだ。前者は口でほどける柔らかさ、後者は香ばしい力強さ。地焼き推しの店主とうなぎ談義も楽しいかも。

米は新潟で特別栽培する完全無農薬で、粒の張りも良くてもっちり。さて前職の片鱗が見えるのは、白ワインを加えることでキレのあるコクを追求したタレだろう。白焼きを使うアヒージョなど常識に囚われないアプローチもナイス。肩ひじ張らずに通えるのもいい。

『うなぎ屋 永井』

[住所]東京都豊島区西池袋5-25-9 CML要町駅前ビル
[電話]03-6909-4378
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時~21時半(21時LO) 
[休日]月曜日
[交通]地下鉄副都心線ほか要町駅6番出口からすぐ

撮影/大西尚明、取材/肥田木奈々

※2022年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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