答えは…
答えは「あしょろ」と読む地名。町名です。
足寄町(ちょう)は「恋」や「長い夜」、「大空と大地の中で」など数々のヒット曲で知られるシンガーソングライター松山千春さんの故郷です。
松山千春さん(パネル)に会える!道の駅あしょろ銀河ホール21
足寄町中心部にある「道の駅あしょろ銀河ホール21」には松山さんのコーナーも設置されていて、松山さんのパネルと記念撮影ができます。
実はこの道の駅は、2004年に北海道ちほく高原鉄道が運営していた「ふるさと銀河鉄道(北見~池田間、営業距離140キロ)」の足寄駅舎として造られました。2006年の廃線後はホームや車両を展示しています。
室内に鉄道があるので、最初に訪れた時はビックリしました。国道242号線沿いと立地がよく、帯広からオホーツク方面に向かう際、良く休憩スポットとして立ち寄っています。
トトロの世界感!日本一大きなフキ「螺湾ブキ」
足寄市街から車で15分ほど東に入ると、螺湾(らわん)地区に入ります。ここで有名なのが、巨大な「螺湾ブキ」。高さ2~3メートルにもなる大きなフキで、近くを流れる螺湾川に沿って自生しています。その大きさは「となりのトトロ」に登場するトトロが持っていそうな「葉っぱの傘」サイズで、まるでお話の登場人物になった気分です。
町の特産で2001年10月に北海道遺産にも登録されており、苗や種の足寄町以外への持ち出しは禁止とされています。まだ食べたことは無いのですが、シャキシャキとして触感で、アクも少ないとのこと。煮物にしたら美味しそうですね。
「ラワンぶき鑑賞圃場」では、自生している螺湾ブキを堪能(見ごろは6~7月です)できます。アイヌの伝説によると、フキの下にはコロポックル(アイヌ語で「フキの下の人」)という妖精が住んでいると言われているそうです。
手つかずの自然が残るオンネトー
さらに車で足寄町東部へ約30分進むと周囲2.5キロの美しい湖「オンネトー」に到着。阿寒摩周国立公園の最西端に位置し、雌阿寒岳の麓に位置しています。アイヌ語で「年老いた沼」や「大きな沼」を意味しているそうです。
一歩足を踏み入れたとき、エメラルドグリーンの美しい湖に息をのみました。季節や見る角度によって深い青や澄んだ青など色が変わる神秘の湖とされています。
散策路を歩き、森林浴をしながら雄大な自然を味わうことができました。紅葉の時期は、湖面に彩り鮮やかな木々が映り、美しい景色を見せてくれますよ。