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幸せを求めて・・・幸福駅

帯広駅から南へ車で約30分走ると、「幸福駅」に到着します。帯広市幸福町にある旧国鉄・広尾線沿線内の駅名です。

幸福の鐘。駅舎には切符

1987年に広尾線は廃線され、それに伴い駅舎も廃駅される予定でしたが、駅名の縁起の良さなどから観光地として存続。当時の面影が残っています。

愛国から幸福行き切符のレプリカ

幸福駅から2つ帯広駅よりにあった「愛国駅」と併せた切符のレプリカが人気で、私も幸せを求めてもちろん購入しました(笑)現在はプラットフォームにディーゼル車が残っていて、中に入ることもできます。「こうふく」の駅看板とディーゼル車の写真が絵になると、多くの人が写真を撮影していました。

当時の面影残るプラットホーム

見ても満足、食べても満足「豚丼」

帯広発祥のご当地グルメといえば、「豚丼」。明治の終わりころから十勝地方で養豚業が始まり、豚丼が食べ親しまれていたといいます。十勝エリアの多くの飲食店で提供されており、人気店になると行列は当たり前。私も帯広出張の際には豚丼を食べに行きます。甘辛いタレとボリュームたっぷりのお肉は、ごはんとの相性抜群!一気に箸が進みます。

ボリュームたっぷりの豚丼

そのほか、量り売りで大きなスイートポテトで有名な「クランベリー」帯広市民のソウルフード、インデアンカレーを提供する「カレーショップインデアン」もよく訪れます。

こちらに来たときには、十勝平野や日高山脈、十勝川などの広大な自然はもちろん、豊かな大地が育んだ食も一緒に楽しんでくださいね。

文・写真/森順子

森 順子

元テレビ北海道アナウンサー。現在は教育サービスの会社を運営しながら地理の楽しさを普及する活動も行っている。地理女net代表/札幌国際大学短期大学部講師/札幌観光大使

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おとなの週末Web編集部
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