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全客室がオーシャンビューのホテル『星野リゾート リゾナーレ熱海』(静岡県熱海市)ではこの秋、熱海のキラーコンテンツをテーマに、桶型ボートに乗って歌いまくる「海上カラ桶」などユニークなプランを展開している。静岡県はアジの干物生産量と購入量が日本一。ホテル最上階のカフェでは、特産品の干物をデザインしたベッドやクッションなどを並べ、干物の限定メニューを提供するなど“干物気分”に浸れるイベント「3時のヒモノ」を実施中(11月30日まで宿泊者限定)!この企画に連動し、干物をモチーフにした客室「ヒモノルーム」も登場した。

干物になりきって網の上で干される撮影スポット 見て、食べて、体験して再発見する干物の魅力

熱海の絶景が眺められる「ソラノビーチ Books&cafe」が楽し気な干物カフェに

魚に脂がのって、風が涼しくなる秋は干物をつくるのに最適な季節。『星野リゾート リゾナーレ熱海』は、干すことで保存性が高まるだけでなく、栄養価やうまみ成分もアップするという干物の魅力を伝える企画を2019年から実施している。「3時のヒモノ」は、まっ白な砂を敷きつめた最上階の「ソラノビーチ Books&Cafe」が干物カフェに変身。クッションやサーフボード、ガーランドなどもカラフルでポップな干物デザインに。網をはった「干物ベッド」で干物気分になるフォトスポットも。一緒に訪れた自分と同じフリーランス業の友人と盛り上がり、「(仕事を)干されたくないよ~」ショットをおさえました。

全長約130㎝の特大干物クッションと並んで「(仕事を)干されたくないよ~」カットをパチリ

まずはおやつ感覚、スナック感覚で干物を味わって! という「3時のヒモノ」限定メニューを。「クラシック干物」とハーブやスパイスで味付けした「アップデート干物」を味比べしてみるのも一興。こちらは計6種類から好みの味をピックアップ(干物2種食べ比べセット1000円税込)。食べやすく串に刺していて、テラスに設置された七輪の上で炙るというもの。静岡県にちなんだ桜エビとあおさのフレーバーの「ヒモノラスク」(850円税込)なる1日5セット限定のメニューも今回から新たに登場。相模湾を見渡しながら、干物の美味しさを再発見しよう。

金目鯛ハーブ&ガーリックや銀鮭晴らす チョリソーなどのアップデート干物の串も

テラスリビング付き客室が「ヒモノルーム」に!

つねに「ここまでやるか!」と驚かす星野リゾートではこの勢いで「ヒモノルーム」なるコンセプトルームも用意(限定1室、11月30日まで)。スタイリッシュなテラス付きの客室がこの秋だけは干物一色に。いや、アジ・サバ・金目鯛の干物クッションで彩り豊かに…! ベッドも網やヒモノをモチーフにデザイン、なんとヒレ付きパジャマまでご用意。家族全員で干物になりきれるという徹底ぶり。もちろんテラスでは干物を炙って楽しむことも。

おしゃれなテラスリビング付き客室も11月末までは「ヒモノルーム」として展開!

それにしても渋い存在だった干物がこんなにキュートにカラフルにデザインされるとは! 干物スタイルのラスクなど、魚ギライの子供でも興味を引きそうなコンテンツも多く、これからも夏が過ぎると「そろそろ干物の季節…」とつぶやいてしまいそうなくらい洗脳効果バツグン。花火やレトロな温泉街、みかんやプリンなど、熱海にはさまざまなキラーコンテンツがあるなかで地味に埋もれていた干物をPOPに昇華。撮りたい秋の名物になった。

11月末までは桶型ボートに揺られて歌いまくる「海上カラ桶」も開催。干物気分でロケンロール!

熱海の秋は「海水浴はもうできない季節」ではなく、これからは「干物の旬」に。「海上カラ桶」に揺られたり、「干物ベッド」の上で記念撮影したりと、干物になりきって楽しみたい。そんなフォトスポットが「星野リゾート リゾナーレ熱海」には満載だ。

『星野リゾート リゾナーレ熱海』の情報

[住所]静岡県熱海市水口町2-13-1
[電話]050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
[交通]JR東海道線熱海駅から送迎バスで約20分
https://risonare.com/atami/

取材・文/間庭典子

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おとなの週末Web編集部
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