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下町カクテルの奥深さを知った編集部スタッフではありますが、これで終わりません。調査中に気になったことをさらに調べてきました。では、ハリキッテ行ってみよ〜!

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横須賀にある”チューハイスタンド”に潜入せよ!

京浜急行線「汐入駅」から徒歩約1分。
路地裏にぼうっと見える薄明かりが、“チューハイスタンド”と呼ばれる『ヒデヨシ商店』だ。
我々が訪ねた時、外にまで人が溢れていて、大盛況だった。

戎「お客さんは、アメリカ海軍の軍人や関係者がほとんどだそうだ。
中はどうなっているのだろうか。さあ行くぞ、突撃だァー!」

ヒデヨシ商店(最寄駅:汐入駅)

左》うめ(半合) 340円 + 梅干し 100円
右》メロン(半合) 400円

店中央の大テーブルを陣取るのは、ほぼ外国人。
それでも入ってすぐのカウンターや奥には日本人もちらほら。

戎「ビールは小瓶(250円)からあるようだ。我々もほとんどの客が飲んでいる『チューハイ』を頼もう」

チューハイは15種類で320円から。
焼酎の量を半分か1杯でコールし、割り物を選択する。

市「1杯を頼むのは危険な香りがするから、まずは青リンゴを半分で!」

戎「私はレモン・1杯で!おっ、結構キツイな。ガツンとくるぞ」

市「『ねぎ天』(170円)などのつまみもありますが、50円くらいで懐かしい駄菓子があるのもいいですね」

焼酎の一升瓶がどんどん空になっていく様に思わず目を見開く。
見た目は純和風の“角打ち”だが、英語が飛び交う異国情緒溢れる空間だった

戦後すぐこの地に酒屋を構え、現在の店主になってからおよそ30年経つ。その間に今のような角打ちスタイルをとるようになったとか。

お店で!家で!下町炭酸水を飲み比べよ!

戎「大衆酒場で、お客さんの目の前にたくさんの瓶が並んでいる光景があるだろ。
あの多くは下町で作られている炭酸水で、刺激が強め。それが“ボール”の大きな特徴とも言えるな」

市「早速、確認しに行きましょう!!」

まず訪れたのは、創業50周年を迎えた大衆酒場の『大林』(篠崎)だ。

大林(最寄駅:篠崎駅)

しめさば 378円
焼酎ハイボール(赤) 324円

戎「『焼酎ハイボール』(300円)とともに提供される炭酸は、新小岩のメーカー品『ドリンクニッポン』だぞ」

市「おぉ~!かなり炭酸が強い。その上クリアな味わいで、私は好きです」

戎「若大将に聞いたところ、以前使っていたメーカーが廃業したため、ここ4~5年で変えたそう。この強さが決め手だったようだな」

「焼酎ハイボール(300円)」とともに提供される炭酸は、新小岩のメーカー品「ドリンクニッポン」だ。「おぉ~!かなり炭酸が強い。その上クリアな味わいで、私は好きです。」

もつ焼きの人気店『大統領支店』(上野)では、『レモンサワー』(350円)に使う「花月炭酸(レモン)」を発見。

もつ焼き 大統領 支店(最寄駅:上野駅)

大統領特製煮込み 420円
レモンサワー 350円

市「焼酎とレモン風味の炭酸のシンプルな組み合わせだけど、クセになる!」

『大統領 支店』ではレモンサワー(350円)に使う「花月炭酸(レモン)」を発見。焼酎とレモン風味の炭酸のシンプルな組み合わせだけど、クセになる! ※ランチタイム有

他にも、女将さんの采配が見事な南千住の『O』で墨田区の『アズマ炭酸』を、堀切菖蒲園の名酒場『K』でも『ドリンクニッポン』を飲むことができます。
これらは、小売はほぼされていないので、飲みたい方は下町の酒場で楽しむのが一番かもしれません。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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admin-gurume
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