入り江の洞窟など秘密のスポットも 実は漁師でもある吉川さん。水上バイクでしかたどり着けないような小さな入り江の洞窟など、海を知り尽くしているからこその秘密のスポットを案内してくれる。海上で撮った画像はその場でエアドロップ…
画像ギャラリーとっておきの体験と絶景、そしてその瞬間しかとらえられない感動を撮影してもらう撮られ旅。犬ぞり体験に続く第2弾は沖縄の青い珊瑚礁でのシュノーケリングフォトツアー。水上バイクで各スポットを巡り、ドローンを飛ばして空撮するというスペシャルすぎる体験をご紹介。
水平線に向かって疾走!
10月末に取材で那覇へ。せっかくなのでコロナ禍以降初めて沖縄在住の友人たちにも会い、そのひとりに水上バイクで巡るシュノーケリングに連れてきてもらった。船舶免許を持っていれば自分でマリンジェットを操縦し、各スポットを回れるという約3時間のこのツアー。当日の天候や参加者のレベルに合わせて、サンライズマリン沖縄代表の吉川健司さんがコースを組んでくれる。沖縄とはいえ海上は肌寒く、風も強いのでウェットスーツを借りて完全防寒。免許を持っている2人のバイクにタンデムし、仲尾次(なかおし)漁港からGO!
なんにも邪魔されない水平線に向かって水上バイクで疾走するのは、想像以上に爽快! 絶景スポットではバイクの上からiPhoneでお互いを撮り合う。「もうすこし上からのアングルで撮ると迫力が増しますよ」「ゆっくり回りながら橋が背景に入る瞬間を狙いましょう」など的確なアドバイスでさくさくと撮影は進み、効率よく次のポイントへ。珊瑚礁に囲まれた沖ではフィンをつけてシュノーケリング。これはゲームの画面ですか?というほどクリアで鮮やかな海の世界に圧倒され、夢中で潜る。そんな様子を吉川さんはドローンを飛ばし、空撮。空から見た珊瑚礁はさらに青さが際立ち、海の広さを実感する。
入り江の洞窟など秘密のスポットも
実は漁師でもある吉川さん。水上バイクでしかたどり着けないような小さな入り江の洞窟など、海を知り尽くしているからこその秘密のスポットを案内してくれる。海上で撮った画像はその場でエアドロップで配信してくれ、その感動をすぐに共有できるのもうれしい。ボートシュノーケルツアーなどのプランもあるけれど、自ら水上バイクを操るわくわく感は格別。近隣の島まで遠出したり、沈没船を巡るツアーなど冒険ゴコロをくすぐられるプランも。ちなみに冬は空気も澄み、海の透明度や鮮やかさが増すので、撮影にはおすすめだそう。
冬の沖縄はオフシーズン。街も比較的すいているし、旅費もコストダウンできる。沖縄の海水温は冬でも20度以上で、ウェットスーツを着れば、あまり寒さを感じずにシュノーケリングも楽しめる。海の透明度も上がる冬のシュノーケリングは実は撮られ旅に最適なのだ。
サンライズマリン沖縄 概要
【住所】沖縄県名護市仲尾次510-6(仲尾次漁港内)
【電話】090-2016-7639 ※完全予約制 LINEで予約24時間受付中
【ホームページ】https://www.sunrisemarineokinawa.com/
取材・文/間庭典子
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