音調津は広尾町の地名!
「おしらべつ」と読む、広尾町の地名です。
広尾町は十勝管内の最南端に位置しており、東に太平洋、西に日高山脈を望む自然豊かなまちです。昭和59年にノルウェーのオスロ市から国外初の「サンタランド」の認定を受け、サンタクロースから届くクリスマスカード「サンタメール」を数多くの子どもたちに届けてきました。
毎年札幌の観光施設を彩る広尾町のツリー
札幌市中心部の商業施設「サッポロファクトリー」では、毎年11月上旬にジャンボクリスマスツリーの点灯式を行い、12月25日まで色鮮やかな電飾が館内を彩ります。ここで使われるツリーは、広尾町から贈られたものなんです。
今年のツリーは、高さ15メートルのトドマツで、ホワイトやシャンパンゴールド、レッド、ブルーなどの約5万球のLEDライトが光り輝きます。今年は初めて小学生の子どもを連れていったのですが、その大きさや美しさに「すごい!きれい!」と喜んでいました。ガラス屋根のアトリウムの中にあるツリーはとても幻想的です。
豊頃町の絶景、氷の宝石「ジュエリーアイス」
広尾町から車で北東約1時間の場所に位置する豊頃町で、冬になると見られる絶景があります。それは「ジュエリーアイス」。
太平洋に流れ出た十勝川を覆う氷が大津海岸に打ち上げられ、透き通った氷が太陽の光を受けて美しく輝く自然現象です。特に朝日を浴びて輝くジュエリーアイスが美しいと、シーズンには多くの観光客が訪れます。
「明日は晴れそうだ」と天気予報を確認し、この絶景を見ようと急遽家族で札幌を出たのが2月のある日の深夜。夜な夜な車を走らせ、途中仮眠しながら早朝に大津海岸にたどり着きました。日が昇る前にも関わらず付近の駐車場はほぼ満車。多くの人が朝日を待ちわびていました。
水平線から太陽が昇ると、多くの人たちからは歓喜の声。思わず「きれい…」とため息が出ました。一瞬を逃すまいと、誰もが撮影にいそしんでいました。
また、町内には「ハルニレの木」があり、冬は周りの雪景色と調和し美しい姿を見せてくれます。