『鳥藤 とりそばスタンド』 @グランスタ東京 スープに具材にと 鳥の魅力が詰まった名店の一杯 八重洲エリアは改札内・外含め20以上もの店がひしめく、ラーメン激戦区。そんな中、焼鳥や親子丼で人気の『鳥藤』が改札内にラーメン…
画像ギャラリーヤエチカ(八重洲地下街)を中心に地下街が広がるこのエリア。リーズナブルな飲食店が並ぶのが特徴だ。2022年は新店に加え、ヤエチカに「トウキョウカレーカルテット」や「東京ラーメン横丁」なるエリアや、一部開業した「東京ミッドタウン八重洲」も大調査。
【注目エリア ヤエチカ、グランルーフフロント、東京ミッドタウン八重洲】
グランルーフフロントには新店が、ヤエチカには新店のほか、カレーとラーメン店が集まったエリアが新設。またヤエチカ奥にはバスターミナルである東京ミッドタウン八重洲が開業。にぎやかさがパワーアップした
『オーバカナル ヤエチカ店』 @ヤエチカ
パリのカフェを彷彿とさせる美食とインテリア
開店するやお客さんがひっきりなし。そりゃそうですとも。昼はカジュアルなランチが充実、午後は麗しきスイーツでホッとひと息、夜は夜でワイン片手にステーキフリットなどのビストロ料理で大満足。アンティーク調の家具やシャンデリアが目を引くクラシカルな店内で、フランスの日常を彩る食やカフェ文化を1日中気ままに楽しめるのだから。
煮込みハンバーグとビーフシチュー 1300円(ランチメニュー・11時~17時)
とりわけランチタイムは名物のスフレオムライスなどがセットでお得。しかもですよ、11時から17時まで注文できるのがうれしいじゃないの。上にどどんと紹介したのは煮込みハンバーグとビーフシチューがひと皿で味わえる人気品。赤ワインなどで仕込んだデミグラスソースのコク深い旨みにうっとりだ。
さらには下にバターライスを忍ばせてるなんて……ニクいよ店長さん。キャロットラペなどさりげない付け合わせひとつにもパリのエスプリを感じさせる。てことでパリっ子気分で言っちゃお、セボーン!
[住所]ヤエチカ 八重洲地下1番通り
[電話]03-6665-6717
[営業時間]11時~22時(21時LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口から徒歩2分
『立食い寿司 根室花まる』 @東京ミッドタウン八重洲
味よし、気配りよし。新施設で必食の気軽な寿司店
東京駅発のバスターミナルに隣接した新施設『東京ミッドタウン八重洲』。いち早く開業した地下の飲食店は、テイクアウトをメインとしたカジュアルな店が多く、同店も全席立ち食いスタイルとなっている。
お好み (二階建てほたて 370円、真だち 370円、こまい子 190円、ぼたんえび 370円)
タラの白子、ニシン、ホタテなど北海道の漁港から仕入れる鮮魚を中心にした握りは、どれもプリプリで味わいも濃く、頬張るたびにむふふと笑みが溢れてしまう。
ところで、酢飯にななつぼし使用は他店と同じだが、酢加減が少しだけ強めだそう。テイクアウトしてバス旅することも考えてのこと。この気配りも◎。もちろん会社帰りや平日のランチにももってこい。おいしい穴場です。
[住所]東京駅改札外 東京ミッドタウン八重洲地下1階
[電話]080-6083-8487
[営業時間]10時~21時(20時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅地下中央口改札から徒歩6分
『鳥藤 とりそばスタンド』 @グランスタ東京
スープに具材にと 鳥の魅力が詰まった名店の一杯
八重洲エリアは改札内・外含め20以上もの店がひしめく、ラーメン激戦区。そんな中、焼鳥や親子丼で人気の『鳥藤』が改札内にラーメン店を新たに出店した。「ラーメンをやりたいというよりも、鳥藤のガラを使うとこんなにおいしい一杯ができますというプレゼンの場なんです」(社長・鈴木さん)。
とりそば 900円
そこであえてラーメンとは謳わず、“とりそば”。さらにチャーシューではなく鳥モモのローストや蒸し鶏をのせ、鳥を堪能するためのひと皿という意識で作り上げているという。しかも新メニュー「朝のかもにぼし」など、ここでしか味わえない一杯も用意。はぁぁ…鳥の魅力あふれる一杯のおいしさにため息必至。
[住所]東京駅1階(改札内)グランスタ東京(京葉ストリートエリア)
[電話]03-6810-0428
[営業時間]8時~21時半LO
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲南口改札から徒歩1分
『コロンビア8 ヤエチカ店』 @ヤエチカ
大阪スパイスカレーの草分けで、ししとう片手にカレーを決める
2022年2月ヤエチカにできた『カレーカルテット』は個性派4店が集結。そのひとつ、関東初出店となる大阪スパイスカレーの名店『コロンビア8』をご紹介しよう。まずはそのビジュアルにパンチを食らった。サラサラの汁だくキーマは、ライスの上にチョンマゲのごとくししとうが輝く。
キーマカレー 1100円
食べ方も独特で“右手にスプーン、左手にししとう”を合言葉に、ししとうの苦みをアクセントにしつつカレーと交互に食べるのだ。合間にセットのグレープフルーツジュースの酸味でさらなる口内調味を促す。「給食の三角食べのイメージです」とは店長の高橋さん。クセになる超個性派カレーの登場だ!
[交通]ヤエチカ 外堀地下1番通り
[電話]03-6262-5688
[営業時間]11時~22時(21時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口改札から徒歩3分
『長岡食堂 東京ラーメン横丁店』 @ヤエチカ
生姜の鮮烈な香りとスープのコクが絶妙!
味噌、とんこつ、ガッツリ系などなど、様々なラーメンが集まった「東京ラーメン横丁」。ヤエチカにできた新エリアだ。さて、味に迷ったら、こちら『長岡食堂』がおすすめだ。新潟県は長岡生姜醤油ラーメンを再現した一杯は生姜がしっかり効いて、食後に体がポカポカしてくるほど。
味玉醤油ラーメン 950円
とはいえ鶏や豚などからなるスープのコクもしっかりあってほの甘く、実に美味。上にのるしっとりと仕上げられたチャーシューにはウデ肉の様々な部位を使って歯触り、味わいなどに変化をつけ、食べ比べる楽しみも演出している。迷ったらではなく、ここを目指してぜひ!の一杯なのだ。
[住所]ヤエチカ 外堀地下2番通り
[電話]03-6262-6627
[営業時間]11時~23時(22時半LO)
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口改札から徒歩3分
【昼ごはんと夜ごはんの間の”おやつ”ならこちら!】
『Gong cha(ゴンチャ)』 @グランルーフ フロント
ほんのり甘くモチモチのタピオカ入りミルクティーでお馴染みの『ゴンチャ』。実は東京駅散策の休憩場所としても優秀なのだ。特に八重洲地下中央口からすぐの同店は、都内でも有数の広さで店内にはテーブル席が多数。カウンター席には電源も完備と使い勝手が抜群。
ブラックミルクティーパールトッピング 560円、阿里山ウーロンティー 380円、エッグタルト 250円、エッグタルトカラメル 280円
「でも甘いものはそんなに……」と思っている人におすすめしたいのが阿里山ウーロンティーなどのストレートティー。茶葉ごとに抽出時間と温度を変えているのでスッキリしつつも香り豊かで、さすが台湾茶専門店と唸る味!エッグタルトや胡椒餅などフードと合わせれば小腹空きにちょうどいい飲茶タイムにもなる。
[住所]東京駅地下1階グランルーフ フロント内
[電話]03-6206-3381
[営業時間]8時〜22時
[休日]施設に準ずる
[交通]東京駅八重洲地下中央口改札から徒歩1分
撮影/小澤晶子(オーバカナル)、小島昇(根室花まる)、大西尚明(とりそばスタンド、長岡食堂、ゴンチャ)、貝塚隆(コロンビア8)、取材/肥田木奈々(オーバカナル)、編集部(根室花まる、とりそばスタンド、長岡食堂)、岡本ジュン(コロンビア8)、藤沢緑彩(ゴンチャ)
※2023年1月号発売時点の情報です。
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