【3日目】まさにカニ好きのドリームランド!
新潟県にはもうひとつ、カニ好きには見逃せないスポットがある。新潟駅から北陸自動車道で約2時間。新鮮な紅ズワイガニが揚がる能生漁港に隣接する道の駅「マリンドリーム能生」だ。店先に並ぶカニカニカニに目を奪われる。
で、ここでの醍醐味は、購入したカニを釜茹でしてもらい、施設内で食べられること。早速カニを吟味してお願いし、ハサミとカニスプーンも借りて実食!新鮮そのもの、茹であがりほかほか。一杯丸ごとは食べ応えも十分で、う~ん、これぞカニだ。
ストレートにカニを味わえる、その旨さが最高だ。トドメはカニラーメン。スープをごくりと飲み干したら、余韻も冷めやらぬまま糸魚川から北陸新幹線へ乗り込んだのだった。
新潟2泊3日食事代 ひとり32,138円ナリ!!
【朝】
『道の駅 マリンドリーム能生(のう)』 @糸魚川市
買ったカニをその場で丸ごと食べる!
日本海側最大級の紅ズワイガニ直売所「かにや横丁」には、8軒の店が地場穫れたてのカニを山盛りに。隣の「鮮魚センター」には能生漁港水揚げの鮮魚がずらり、本ズワイも並ぶ。選んで買ったカニは手洗い場もある「カニかに館」でその場で食べることもできる。本館1・2階には日本海で獲れた海の幸をふんだんに使った食事処も揃う。行くべし!
本ズワイ1箱(3杯) 4000円(魚勢)
[住所]新潟県糸魚川市能生小泊3592-2
[営業時間]8時~17時(かにや横丁)、8時~16時半(鮮魚センター、1・2・3月 ※3月・10~12月は~17時、4~9月は~17時半)
【贅沢するならコレもぜひ!】
本館2階の『味千汐路 番屋』ではカニや魚介の定食が待っている。カニづくしセットには、さらにカニ一杯が姿でつく。ほかにも「あんこう汁カニ天ぷら定食」「カニ雑炊セット」なども◎
カニづくしセット 3740円
【昼】
『リーフキッチン』 @糸魚川市
糸魚川名産の紅ズワイガニや新鮮な南蛮エビをたっぷり使ったメニューが豊富で、手軽に楽しめる本館1階のお店。ほぐし身やカニ脚が何本も入ってスープも旨い「特製カニラーメン」は麺好きならばぜひ一度。カニ脚が入ったユニークなたい焼き「かにパイ焼き」や「カニ天丼」、カニと甘エビともう一品を選べる「海鮮三食丼」も見逃せないところ。
特製カニラーメン 1380円
[住所]新潟県糸魚川市能生小泊3592-2 マリンドリーム本館1階
[電話]025-566-3433
[営業時間]10時~18時
[休日]1月1日
【夜】【贅沢するならコレもぜひ!】
『重(しげ)寿し』 @糸魚川市
スッとのびた居心地のいいカウンター。地元糸魚川で獲れた季節の新鮮な魚を寿司で味わいたいならこちら。江戸前の仕事がきちっとされた握りもよし。酒肴もよし。この日は糸魚川であがった香箱ガニを味わえた。新幹線で帰路につく前に、駅前で〆の贅沢を楽しめる
香箱がに 時価
[住所]新潟県糸魚川市大町1-3-12
[電話]025-552-0098
[営業時間]11時半~14時半(14時LO)、17時~22時(21時半LO)
[休日]火(月2回火水)
[交通]JR糸魚川駅日本海口から徒歩5分
【各所で発見!カニ&酒みやげ】
旅の先々で見つけた気になる“カニ旅”ならではのお土産を紹介。これで、帰ってからもさらに楽しめる。
カニ旅の土産なら、『マリンドリーム能生直営おみやげ売店』がお菓子から酒肴、飯の友までバラエティ豊かに充実。パッケージもかわいいカニパイはパイもカニ姿でサクサク。
そのまんまかにパイ 486円
能生の紅ズワイガニを贅沢に使った無添加のピリ辛味噌は、ご飯が止まらなくなるおいしさだ。味噌汁は寺泊「魚の市場通り」で発見。
紅ズワイガニ旨辛みそ 1296円
かに風味みそ汁 500円
新潟~寺泊の途中402号線沿いには新潟ワインコースト、カーブドッチワイナリーがある。時間があればぜひお立ち寄りを。「むささび」はやさしく体に染み込むような味わいの同ワイナリーの動物シリーズの1本。微発泡の白ワインで、カニにもぴったり合うのだ。
2021むささび 4183円
撮影/西崎進也、取材/池田一郎
※2023年2月号発売時点の情報です。
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