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『スープカレー&ダイニング エルビス』 @下北沢

白湯(パイタン)とスパイスが生む力強いおいしさ

北海道産の鮮度と質にこだわる野菜がどれも印象的に旨い。ほっくりしたじゃがいも、バリッとした揚げごぼう、甘いにんじん。味の輪郭がくっきりして力強い。そしてそれらを生かすのが自慢のスープだ。ベースはホワイトとブラックの2種類がある。ホワイトは和風一番ダシと豚白湯を合わせたダブルスープ。

スペシャルカレー+やさい 1980円(トッピング:道産もち豚の角煮・ラムしゃぶ・ソーセージ)

『スープカレー&ダイニング エルビス』スペシャルカレー+やさい 1980円(トッピング:道産もち豚の角煮・ラムしゃぶ・ソーセージ) 野菜はレギュラーで7品目、「+やさい」で14品目に。スペシャルは好きなトッピングを3つ選べ、ボリュームも満点。とろっとろの角煮もかなりおすすめ

コクと旨みが重なったところに独自ブレンドの10種のスパイスでパンチが加わる。結果、ジワッと発汗。元気が漲る感のある体が喜ぶ旨さとなる。片やブラックはカシミール風の辛口で本格派。スープに漬け込んだ手羽やトロトロの豚角煮しかり、手間のかかった肉がこれまた旨いぞ!

『スープカレー&ダイニング エルビス』

[住所]東京都世田谷区北沢2-29-16 マガサン下北沢2階北側
[電話]050-5530-5594
[営業時間]11時半〜15時、17時〜21時LO 土・日・祝11時半〜21時LO
[休日]水
[交通]小田急線ほか下北沢駅東口から徒歩3分

『東京らっきょブラザーズ』 @早稲田

サクリパイ生地の中に熱々に香るスパイス

ご当地札幌スープカレーのスタンダートとも言われる『札幌らっきょ』。その東京店の数々のメニューから今回推したいのは「パイ包みスープカレー」だ。らっきょのカレーは鶏ガラ、豚骨、牛骨にたっぷりの香味野菜を10時間煮込み、ひと晩寝かせたスープがベース。

3種のきのことチーズのパイ包みスープカレー 1600円

『東京らっきょブラザーズ』3種のきのことチーズのパイ包みスープカレー 1600円 オーブンで焼き立てのパイのフタを崩すと、スープカレーの中には熱々のきのこやチーズ、野菜が

そこに25種ものスパイスを効かせることで逆にエッジが立ち過ぎず、きれいなコクと旨みの中に深いスパイス感が溶け込んでいる。これを焼き立てのサクサクパイに包んで、香りを閉じ込め、最後まで熱々。パイ生地を崩し入れつつ、たっぷりのきのこやとろ〜りとしたチーズとすすれば満足至極。愛別町産の舞茸の香りもまた格別だ。

『東京らっきょブラザーズ』

[住所]東京都新宿区馬場下町61-9 山口ビル1階
[電話]03-5941-8455
[営業時間]11時半〜21時
[休日]第2水
[交通]地下鉄東西線早稲田駅3A出口から徒歩1分

撮影/小島昇(Rスリランカ TOKYO、土鍋カリーぼんた、スパイス&スマイル、東京らっきょブラザーズ)、竹崎恵子(エルビス)、取材/池田一郎

※2023年3月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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