自慢の冷凍惣菜を実食!
これらの自慢の商品を内覧会でいくつか試食させていただいた。
まず、『築地なが田』の「銀だら照焼」。脂ノリがよく醤油の香りが立っているので、ご飯に合わせたい。
「からすがれい西京焼」(1058円)も脂ノリがよく、身がぷりぷり。西京味噌の甘みと香りをきちんと感じられた。これまたご飯に合わせたくなる。
『浅草今半』の「黒毛和牛 牛肉弁当」(1296円)は、東京らしいしっかり甘辛いお肉ともちもち食感のご飯がマッチ。中でも豆腐のドッシリとした食感に、これが冷凍? と驚いた。
地下2階の惣菜売り場にあるさまざまな商品も、今後冷凍惣菜として展開していく予定だという。
そして、銀座三越オリジナルの商品として今回新発売したのが、「銀座四丁目シリーズ」。
豆腐がぷるぷるの「冷凍麻婆豆腐」(1296円)は、旨みと辛みはもちろんのこと、山椒の香りがしっかり。何も言われずに出されたらレンチンしてきたとはわからないほどハイクオリティだった。
サクサク感にびっくりしたのが「冷凍天ぷら」(1836円)だ。
聞けば、揚げるときの油も粒子を細かくした上で、調理後さらに急速冷凍するという2段階の特殊技術を施しているのだとか。それにより余計な水分の出入りがないため、高い再現性を保っている。
『東信水産』の「寿司種セット」(3240円)は、シャリはレンチンで、ネタは氷水解凍で調理。自分でネタをシャリに乗せるので、人が集まるホームパーティのような場面で出すと盛り上がりそう。
流水解凍するだけでいただける『大浦鮮魚店』の「瀬戸内カンパチの漬け丼」(864円)も魅力的だ。
その他、大トロ・中トロ・赤身が入った『東信水産』の「本まぐろ食べ比べセット」(2916円)や「海鮮丼セット」(2160円)などもある。
寿司種セットをいただいたが、お刺身って本当にドリップの有無でおいしさが圧倒的に変わってくるんだなと実感した。
ここまで紹介してきた「銀座四丁目」シリーズ、その先駆けとなったのが「銀座四丁目ハンバーグ」。SDGsの理念などに則った人気商品だ。
精肉売り場で販売している上質な国産牛肉と国産豚肉をカットする際に出た、それまでは廃棄していた部分を店内で挽いて合わせ、スパイスなどを加えて仕上げている。
要調理品で、焼くとふっくらジューシーで肉汁があふれ出す。何より3個で880円ととってもハイコスパなのも魅力。隣接する精肉売り場で購入できる。
まだまだある。ホテル内と公式サイトのみの販売だった帝国ホテルの冷凍シリーズが、ホテル外での販売初登場。
「黒毛和牛のビーフシチュー」(3564円)や、「ブイヤベース」(2214円)などをラインナップ。これが自宅の冷凍庫に入っていて、いつでも食べられると考えるだけでテンションマックスになる。
調理法はレンジアップやオーブントースターなどがあるが、湯煎できるものや流水解凍のものはおうちだけでなく、キャンプに持って行ったら、テンションが上がること間違いなしだと思った。
さて、気になるお値段だが、惣菜売り場で買うのとさほど変わらない。冷凍のほうは量での調整は若干あるものの、出来たて惣菜のおいしさをいつでも楽しんでもらいたいという思いから設定したそう。
他にも、ご飯のお供はもちろん、お酒と一緒にいただきたい商品も揃っているので、ぜひ売り場でチェックいただきたい。