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コラム
覆面取材で見つけた間違いない店だけを掲載しているグルメ専門誌『おとなの週末』
マニアも唸る、オーディオセットにこだわる個性派喫茶店!(高知県四万十市)

マニアも唸る、オーディオセットにこだわる個性派喫茶店!(高知県四万十市)

土佐中村、四万十市にある『喫茶ウオッチ』は、今年で開店44年目を迎える。「こういう店が少なくなりよったけんねえ」と、店主の篠川ひとみさんが言うように、懐かしい佇まいで時を重ねる昔ながらの喫茶店である。

喫茶 Watch(最寄駅:中村駅)

伝説のJBLパラゴンでジャズとコーヒーを

 少しクラシックな座り心地のいいソファ。白熱色のランプ。ゆったりしたレイアウトの店内には静かにジャズが流れている。

 ところで『ウオッチ』には、特に表立って謳ってはいないゆえ、知る人ぞ知るとも言えるもうひとつの顔がある。遠くからそのために足を運ぶ人もいる、マニア垂涎のオーディオセットを備えているのだ。篠川さんの父親にあたり、9年前に他界した先代のマスターがオーディオ好きで集めたものだ。

 まずは、1950年代後半に開発され、いまや伝説とも言えるJBLパラゴンのスピーカーだ。当時の価格で150万円以上。独特のカーブを描く形状の巨大な木製スピーカーは、しっかりした音量でも耳に当たらない、とてもやわらかで心に響く音を出す。そして、それを鳴らすのが、やはりプリメインアンプ界の王者とも呼ばれるマッキントッシュ。漆黒のフェイスにブルーライトのクールなデザイン。傍らのオーディオルームにはそれがなんと12台もある。日によって組み合わせを変えながらこのセットで流されるジャズはなんとも艶やか、そしてさり気なく心地いい。

 さらに、そんな空間に身を落ち着かせながら飲むコーヒーが、ゆったりと味わい深く、コクがあって旨いことも付け加えておかなければならないだろう。「自分がコーヒー好きやけん、あれもこれもやるうちに自然と増えたんやねえ」というメニューは、種類も豊富。ていねいに淹れられたコーヒーをじっくり味わいながら、耳を澄ませたい。

写真:ブルーアイズが光るマッキントッシュ!
オーディオルームには先代のマスターが収集したマニア憧れのマッキントッシュのプリメインアンプが12台。現役で使用される

写真:1950年代開発の名機、JBLのパラゴン!
JBLの伝説の名機、パラゴン(スピーカーシステム)。やわらかく澄んだ心地いい音質で感動必至

ケーキプレート
800円(コーヒー付き)

3つのおすすめケーキとコーヒーのセット。ブレンドは創業当時から変わらない

ホットケーキセット(メープル)
800円

メープルとオグラの2種類がある

喫茶 Watch

高知県四万十市中村京町2-3 [TEL]0880-34-5796 [営業時間]8時半~18時 ※ランチタイム有   [休日]日・第3月(不定休あり) [席]カウンター2席、テーブル38席 全40席/分煙/予約不可/カード不可/サなし [交通アクセス]くろしお中村線中村駅から徒歩18分

電話番号 0880-34-5796
2017年7月号発売時点の情報です。
このグルメ記事のライター
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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