イケてるスタイルで品質ばっちり!!　新型アルファード＆ヴェルファイアが欲しくなるワケとは？

2023年6月24日 / 新発売

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ミニバンの王者として大人気のモデル、新型トヨタアルファード／ヴェルファイアが2023年06月21日に発表された。先代の受注が終了してから否が応でも期待が膨らんでいた新型だが、その魅力とお買い得なポイントについて解説しよう！

流行のSUVにも負けない魅力的なスタイリング

かつては家族のクルマといえばセダンというのが当たり前であったが、多様な価値観や世間の嗜好に合わせて変化し、現在は世界的にスポーティなスタイリングのSUV（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）が大流行している。もちろんミニバンという選択肢もあるが、SUVでも3列シートの多人数乗車モデルが用意され、ミニバンにこだわる必要はなくなってきている。

そんなミニバンへの逆風の中、満を持して登場したのが新型「アルファード」「ヴェルファイア」だ。押し出しの強いスタイリングはSUVにも負けない魅力を備え、流れるようなサイドラインの立体的な造形は見事の一言といえる。

広く快適な室内空間を持ちながら大きすぎないボディサイズとされ、一般的な機械式駐車場の制限サイズ（全長5,000mm×全幅1,850mm以下）に収まるというのはうれしい。集合住宅などでも購入しやすそうだ。

両車とも3眼LED採用の鋭い眼差しのヘッドライトを備え、フロントマスクをりりしく仕上げている。それぞれの個性を引き立てつつ、モダンな仕上がりに胸が躍るというものだ。

14インチの巨大な液晶ディスプレイを装備

ひとたび運転席に目を移すと目を引くのは近代的なコクピット周囲の装備だ。速度などを表示するメーター周りは12.3インチののTFT液晶を使用したカラーメーターだ。機械的なメーターではなく、モニターとすることで、運転に必要な様々な情報が表示でき、運転の支援が可能だ。また好みに合わせて表示方法をカスタマイズ可能で、カジュアルやスポーティといった演出が選べる。

インパネのセンターには14インチの巨大なHDディスプレイが全車に装備される。選択するグレードやオプションによってナビとして使用したり、テレビを楽しむことができる。またスマホと連携してスマホのナビを活用したり、動画視聴も可能なのだ。

機能面の操作はこのディスプレイを活用することでスイッチ類を減らしているが、エアコンの温度設定などは専用スイッチがあり、使い勝手も良好。

スマホの充電などで活用するUSBポートは、タイプCのものが2つフロントシートに装備される。ほかにセンターコンソールボックスや2列目、3列目シートにも設置されているので、同乗者にとっても便利だ。

3列シート7人乗りとすることで極上のすわり心地を実現

アルファードの最上級グレードExecutive Loungeの室内。極上の座り心地を生み出すシート

多人数が快適に移動できるのがミニバンの大きな特徴だ。今回発表されたモデルはすべて7人乗り仕様となっている。2列目は独立した2座とすることで、シートを大きく快適なものとして、極上な座り心地を実現している。座ったときに膝裏からふくらはぎをサポートしてくれるオットマン付きで、倒したときは寝てしまいそうになるほどだ。

3列目は3人掛けのシートとなっている。シートの構造や配置を吟味し、足元のスペースも広く確保されているから、3列目も窮屈なことはなさそうだ。2列目を3人掛けとすることで、乗車定員を8人乗りとしたモデルも将来的には追加される予定だという。

ドアの内張やシートの素材は高品質なものが選ばれているので、満足感の高い仕上がりといえるだろう。