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フレンチの名店による完全予約制のかき氷体験『デギスタシオン』@成城学園前

成城学園前駅界隈で愛されてきたフレンチレストラン「デギスタシオン」によるクリエイティブなかき氷も食通の間で話題に。繊細なかき氷は崩すのがためらわれるほどアーティスティック!紅茶(グリューワインティー)と赤ワインコンポート、ドライフルーツなどを組み合わせた「サングリア」、濃ミルク、フランボワーズ、液体窒素ピスタチオ、ヴァローナ70%カカオエスプーマの「漆黒」、生ハムとメロンが調和する「ハモン・デ・テルエル(エメラルドメロン)」など、フレンチならでは洗練されたかき氷はパフェのような奥行きと華やかさだ。


かき氷に生ハムという斬新な組み合わせのハモン・デ・テルエル(エメラルドメロン)は2100円

パフェのように華やかで美しい「作品」ばかり。写真は「紅(べ二)」2100円

完熟メロンを味わう「プレミアム氷 ~エメラルドインペリアル~」は2500円

素材にもこだわりぬき、氷も純度の高い天然氷の蔵元「八義」のものを使用。全国の農家を訪ねて、自らの目で見て食し、納得したものを使って、食材のよさを引き出している。デギスタシオンのオーナーシェフ小鮒博明と、かき氷クリエイターKUMIKOが、フレンチの手法を取り入れ、趣向をこらした究極のかき氷。オリジナリティあふれるかき氷は、月替わりでメニューが変わる。サイトでの完全予約制だが、開始3,4分で満席になることもあるほど人気だという。

高級住宅街で愛されてきたフレンチレストランが午後だけかき氷店に

『デギスタシオン』
[住所]東京都世田谷区成城2‐37‐11
[電話]03‐3417-6281
[営業時間]完全予約制
[休日]火、水
[交通]小田急線成城学園前駅から徒歩3分

異なる食感と味わいを楽しむ10層仕立ての発酵夏氷は6050円 『星のや 東京』@大手町

これぞ究極のかき氷。現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」、「星のや 東京」では8月31日まで、1日3組限定で贅沢な発酵夏氷を提供。江戸時代から親しまれてきた甘酒、どぶろくといった発酵食品を中心に十層の異なる食感や風味を味わえる。熟成みりんを使った桃のコンポート、大豆を麹菌で発酵させた浜納豆を入れて焼き上げたスポンジ生地など、発酵の旨味と奥深さを感じられる、とっておきのかき氷なのだ。

端正な発酵夏氷は6050円(サービス料込)。10層の異なる味が奏でるハーモニーは絶妙

飲み物とのペアリングを堪能できるのも「星のや 東京」の発酵夏氷ならでは。まずは小西酒造の「江戸元禄の酒」を。これは酒造りを記録した「酒永代覚帖」をもとに、元禄時代に飲まれていたお酒を復元したもの。仕込み水を通常の半分しか使用していないため、つややかな琥珀色で、米の濃厚な甘みと旨味があり、甘酒のクリームやどぶろくのムースと合う。この日本酒をお湯割りにして、冷たい氷と交互に味わうという趣向。食後に提供されるのは江戸幕府が献上させたという宇治の煎茶。甘いかき氷の余韻を楽しみつつ、程よい苦みで締めくくる。

発酵夏氷の美味しさを引き出す「江戸元禄の酒」のお湯割りと仕上げの宇治の煎茶

このスペシャルな食体験ができるのは1日3組のみ。宿泊客限定だ。東京の中心にあるとは思えない、静謐な空間で、江戸の元禄時代へ味覚のタイムトリップをしよう。

シンプルモダンな和の空間、『星のや 東京』のダイニング

『星のや 東京』
[住所]東京都千代田区大手町1‐9‐1
[電話]050-3134-8091
[営業時間]16時~18時
[休日]無休
[交通]JR東京駅丸の内北口から徒歩10分、地下鉄丸ノ内線・半蔵門線大手町駅から徒歩2分

文・写真/間庭典子

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おとなの週末Web編集部
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