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Part2「THE ARTISANS」は気鋭のショコラティエに注目

Part2「THE ARTISANS –ショコラティエ、パティシエの技–」は、ショコラティエたちによる創意工夫が凝らされた、個性豊かなショコラが並ぶ

日本の「サロショ」初参加の3ブランドを含め、全27の直輸入ブランドを展開

販売される約3割の商品が、「サロショ」に合わせた新作になっているのも魅力のひとつだ。

今年初登場する『マチュー・ルルナール』は、フランス・ブルゴーニュ生まれのシェフ、マチュー・ルルナール氏自身の名を冠したブランド。『フォション』や『パトリック・ロジェ』などで修業し、現在はスイス・ジュネーヴの老舗ショコラトリー『マルテル・ショコラティエ』に勤めて研鑽を積みながら、2023年にM.O.F.を取得した注目度の高いショコラティエだ。

マチュー氏がM.O.F.の審査に出品したグレープフルーツのボンボンも登場(写真上側)
マチュー氏がM.O.F.の審査に出品したグレープフルーツのボンボンも登場(写真上側)

バイヤーの五藤さんによれば、最近の傾向として地元の素材をテーマとして使いたいと考えるショコラティエが増えているのだそう。

顔の見える生産者やコミュニケーションがいつでも取れる方のものを使って、地元や素材の魅力をどう伝えるかにこだわっているんだとか。

例えば上記のマチュー氏が使う柑橘類は、出身地であるフランス産をメインとしているが、サブレで使う小麦粉などの素材は現在腕を振るうスイス産の素材を厳選。

なおこのPart2は、前回で記した通り、世界のトップショコラティエやパティシエが集結するという側面が特に強くなっている。

ショコラティエたちは、みんなと会うことで元気と刺激をもらえるだけでなく、次のクリエイションのヒントとなる場所でもあるのだそう。

Part2期間中は、さまざまなシェフの力作を詰め込んだセレクションボックスもある
Part2期間中は、さまざまなシェフの力作を詰め込んだセレクションボックスもある
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市村 幸妙
市村 幸妙

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