東京駅『八重北食堂』で迷ったらココに行け!しっかり食事向けの店が並ぶエリア内で間違いのない5軒

改札内外のあちこちに飲食店がある東京駅。店探しをするだけでも大変です。そこで、新幹線の改札口から近いところを中心に大調査。今回は、東京駅改札外に2022年9月に開業した「グランスタ八重北」から、1階『八重北食堂』にあるオ…

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改札内外のあちこちに飲食店がある東京駅。店探しをするだけでも大変です。そこで、新幹線の改札口から近いところを中心に大調査。今回は、東京駅改札外に2022年9月に開業した「グランスタ八重北」から、1階『八重北食堂』にあるオススメ店をご紹介します。しっかり食事を楽しめる店が多い中でも、特に満足度の高い店がココだ!

改札外『八重北食堂』 @グランスタ八重北/1階

改札外に、2022年9月に開業した「グランスタ八重北」。3フロアから成るエリアの1階がこちら。しっかり食事を楽しめる店が揃っている。

『八重北食堂』

『極味(きわみ)や』

舌も心もとろける極上ハンバーグ&ステーキ

ずらっと並んだ鉄板付きのカウンター。駅構内とは思えぬ光景に思わず足が止まるはず。しかも周囲には食欲を刺激する香りも立ち込めているではないか。その正体がハンバーグ。レアのまま供されるそれを客自身がひと口サイズに切って鉄板でジュッと焼き上げるスタイルで、熱々をパクリとやれば、ごろっとした肉感の後から濃厚な旨みとコクが炸裂!

極味やハンバーグステーキ(M) 1705円

『極味(きわみ)や』極味やハンバーグステーキ(M) 1705円 パテは超粗挽きにした九州産和牛と国産牛を赤身と脂身のバランスを考慮してブレンド。ひと口ずつ鉄板で焼くのでいつでも熱々だ

つなぎは極少量で玉ねぎもなし。まさに牛肉をド直球に味わうハンバーグなのだ。さらに6種類のソースや薬味も付いてきて、ひと口ごとに味変すればくるおしいほどに白飯を呼ぶ!

ちなみにセットで注文すれば、ガス釜で粒立ち良く炊いたご飯に、スープ、サラダ、さらにソフトクリームまで食べ放題というのもうれしいかぎり。加えてメニューにはA5ランクの伊万里牛のステーキも。高級店さながらの味を、東京駅ならばスピーディかつ手頃に堪能できる。

『極味(きわみ)や』

[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6273-4229
[営業時間]11時〜23時(21時頃LO)※行列の状況で前後あり
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]八重洲北口から徒歩1分

『立喰い寿司 ひなと丸』

ネタよし、シャリよしの端正な握りに舌鼓

さっとつまんで電車に乗り込める。改札近くにある立ち食い寿司は、忙しいビジネスマンにとってありがたい存在だ。でも利便性だけじゃありません。こちらは味と値段で勝負する。水産会社直営という強みをいかし、プロが目利きして競り落とした魚をすぐさま店へ。

八重洲 2500円

『立喰い寿司 ひなと丸』八重洲 2500円 東京駅限定のセットでマグロ類、白身類、貝類を3貫ずつ盛り込んでいる

鮮度も質も折り紙付きながら1貫70円〜という価格もありがたい。ネタの揃えで目を引くのがマグロで、トロや赤身のみならずカマや頭肉といった珍しい部位も用意する。さらに寿司に合う米を厳選し、硬めに炊き上げ、まろやかな酸味と甘みを持たせたシャリは、味の強いネタにも淡白な身にもすんなり寄り添ってくれる。

時間に余裕があれば店内に設置されたテーブル席で日本酒を傾けつつ、つまみから始めるのもいいだろう。もちろん握りや巻物のテイクアウトもウェルカム。こんな寿司を車中のお供にすれば旅気分を盛り上げてくれること間違いなしだ。

『立喰い寿司 ひなと丸』

[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6259-1600
[営業時間]11時〜22時(21時半LO)
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]八重洲北口から徒歩1分

『天ぷら串とまぶしめし ハゲ天』

老舗が打ち出す新機軸 アイデア光る天ぷらを

言わずと知れた老舗も、東京駅のこの店舗では天ぷらの新味を発信している。そのひとつが野菜や魚介などのネタを串打ちし、そこにアイデアと遊び心を詰め込んだ“天ぷら串”だ。また“まぶしめし”は小海老のかき揚げをご飯に混ぜ、まずはそのまま、次は天丼、最後はほうじ茶ダシを注いで天茶へと味が3度変わる仕掛け。進化し続ける老舗の味に拍手!

はじまりの天ぷら串【一の膳】 3080円

『天ぷら串とまぶしめし ハゲ天』はじまりの天ぷら串【一の膳】 3080円

[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6810-0910
[営業時間]11時〜23時(22時LO)
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]八重洲北口改札から徒歩1分

『鉄板ホルモン 蟻月(ありづき)』

名店の絶品モツ鍋を駅ナカで堪能する!

食いしん坊ならばこの店名にピンとくるはず。そう、博多の本場のモツ鍋を東京に広めた立役者だ。そんな自慢の鍋には丁寧に下処理された国産牛小腸がたっぷり入り、コンロに乗せてくつくつ煮込めばプリッと弾力のある食感から上品な甘みがジュワ〜。ニンニクの風味を効かせた“白”、九州醤油をベースにした“赤”、すき焼き風の“黒”と個性の異なる3種のダシがモツの旨みをぐっと膨らませる。

白のもつ鍋 1人前1958円(鍋の注文は2人前〜)

『鉄板ホルモン 蟻月(ありづき)』白のもつ鍋 1人前1958円(鍋の注文は2人前〜) 白味噌をベースにしたツユはニンニクの香りをガツンと効かせて食欲を刺激。旨みとコクの溶け出したツユで作る〆の麺まで堪能したい。注文は15時〜

さらに焼酎のほか、日本酒やサワー類とアルコールの揃えもばっちりで、九州の味を揃えたつまみも多数とくれば飲み会利用にもうってつけだ。また、この駅ナカの店舗はひとり客も多くスピード感も求められる立地柄、ホルモンやハラミの鉄板焼きもスタンバイ。特製ダレが香ばしく絡んだ熱々の身は、これまたビールもご飯も止まらぬ旨さだ。ちなみに平日15時まではご飯と味噌汁の定食セット(220円)が無料で付く。

『鉄板ホルモン 蟻月(ありづき)』

[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6268-0302
[営業時間]11時〜23時(22時LO)
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]八重洲北口から徒歩1分

『ビストロ 石川亭』

味とボリュームに満足の骨太フレンチを手頃に

気取らずお腹いっぱいになれるフランスの大衆食堂がテーマ。特にランチのコスパに目を見張る。前菜とメインをそれぞれ4〜5種類から選べるプリフィクス・スタイルで、メインのスペシャリテがハンバーグ。ザク切りしたキャベツがたっぷり入り、食感も楽しい上にボリューム満点だ。ディナーではさらにパワーアップしたコース(3680円)も用意。

ランチセット 1480円

『ビストロ 石川亭』ランチセット 1480円

[住所]グランスタ八重北1階
[電話]03-6206-3363
[営業時間]11時〜23時(22時LO)※ランチタイムは11時〜15時
[休日]施設の休館日に準ずる
[交通]八重洲北口から徒歩1分

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子

2024年1月号

※2024年1月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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