【バレンタインにビール】カカオ豆を覆う「薄い外皮」を原料にクラフトビールを製造!!　素晴らしい香りと個性的な味わいが楽しめるのだ

2024年2月14日 / ニュース

本日2月14日はバレンタインデーだ。バレンタインといえばチョコレートだが、このチョコレートに使われるカカオの実の表皮が、廃棄されているって知っていました？　そんなカカオの表皮＝カカオハスクを利用して、クラフトビール醸造所による薫り高く個性的な味わいのクラフトビール作りが行われている!!

カカオハスクを有効活用!!　「CACAOMOIプロジェクト」

クラフトビール醸造所8社の代表およびスタッフとアサヒユウアス（株）たのしさユニットリーダーの古原徹氏

アサヒユウアスは、クラフトビール醸造所と連携し、サステナブルクラフトビールやリユースカップを通じて、廃棄物を資源としてアップサイクルする取り組みを始めている。

その第1弾として、チョコレートの生産過程で廃棄されるカカオ豆の外皮であるカカオハスクを活用したクラフトビールなどを製造して販売する「CACAOMOIプロジェクト」がスタートした。

クラフトビール醸造所8社がそれぞれ製造した「CACAOMOIクラフトビール」（※酒税法上は発泡酒となります）と、アサヒユウアスが開発したリユースカップを2024年1月15日からECサイト「SUSTAINABLE CRAFT ONLINE SHOP」で数量限定で販売中だ。

チョコレートは、カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎・粉砕したものを練り上げて製造するが、粉砕の過程で豆を覆う「薄い外皮」＝「カカオハスク」を取り除く。このカカオハスクは、チョコレートにする際に口当たりが悪くなるため、大半が産業廃棄物としてこれまで焼却処理されてきた。

「CACAOMOIプロジェクト」に賛同した8社のクラフトビール醸造所が、オリジナルのクラフトビールをそれぞれ製造したのが、「CACAOMOIクラフトビール」だ。出来上がった製品は、各醸造所の趣向や強みを生かした個性豊かなクラフトビールとして仕上げられている。

アサヒユウアス社はアサヒグループ内でこれまで積み重ねてきたビール製造の知見を生かし、クラフトビール製造の開発支援に取り組んでいる。また各醸造所が製造した「CACAOMOIクラフトビール」は、各醸造所などでも1月下旬以降、数量限定で順次販売開始予定だ。

またクラフトビールと同時に販売される「CACAOMOIタンブラー」は、カカオハスクと間伐材の木粉、リサイクルポリプロピレンを使ったリユースカップだ。リサイクルポリプロピレンはプラスチック素材だが、株式会社メニコンのコンタクトレンズの工場で発生する未利用の端材を原料としているため、新規プラスチックを利用していない。

カップの表面は業務用食器洗浄機に対応する強度を維持するため、山中漆器の職人による「塗り」の技術でコーティングが施されており、美しい仕上がりとなっている。

「CACAOMOIクラフトビール」の販売受付は2月14日まで!!　欲しい人は急いで!!

「CACAOMOIクラフトビール」8製品が販売中だ。第1弾の締め切りは2024年2月14日

今回カカオハスクを原料に作られた「CACAOMOIクラフトビール」は、CACAOMOI ECサイトの「SUSTAINABLE CRAFT ONLINE SHOP」で販売される。

【販売商品】
・「CACAOMOIタンブラー」/「CACAOMOIクラフトビール」びん3種類セット　
・「CACAOMOIタンブラー」/「CACAOMOIクラフトビール」缶5種類セット
・「CACAOMOIタンブラー」/「CACAOMOIクラフトビール」びん・缶全8種類セット
・「CACAOMOIタンブラー」のみ
※2月14日までの限定販売となります。数量限定のため、品切れの際は期日より前に販売終了となります。

リンク先：CACAOMOI「ECサイト」SUSTAINABLE CRAFT ONLINE SHOP