上質な寿司が「1貫80円」からの明朗会計楽しめる人形町の『すし其一(きいつ)』人気店が手掛けた期待の新鋭

(奥から)穴子 480円、小肌 380円、生イクラ 480円、本鮪赤身 380円、本鮪中トロ 480円 江戸前の仕事で仕込ん だ小肌などネタは約30種

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・人形町の寿司店『すし其一(きいつ)』です。 お好みでもおまかせでも気軽に選べて懐にやさしい 好きなネタを好きな順番で、気の向くまま…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・人形町の寿司店『すし其一(きいつ)』です。

お好みでもおまかせでも気軽に選べて懐にやさしい

好きなネタを好きな順番で、気の向くまま。それはちょっと、ひとり旅の快楽に似ている。小肌の次は好物の玉子かホタテか、寄り道で毛ガニを肴に一杯やろうか。もちろん行先が決まったツアー的なおまかせもいいが、それ一択じゃないのがうれしいところ。

穴子 480円、小肌 380円、生イクラ 480円、本鮪赤身 380円、本鮪中トロ 480円

『すし其一(きいつ)』(左から 穴子 480円、小肌 380円、生イクラ 480円、本鮪赤身 380円、本鮪中トロ 480円) 江戸前の仕事で仕込んだ小肌などネタは約30種

何てったって上質な素材が1貫80円~の明朗会計だ。懐と相談しつつ自由旅を楽しめる。そう、旅の舞台は人形町、初代の人気店『すし宗達(そうたつ)』が手掛けた期待の新鋭である。

お値打ちの秘密は代表の新田真治さんが毎朝豊洲へ出向き、仲卸と信頼関係を築いて質のいい魚を手に入れる努力を惜しまないから。

特にマグロは有名仲卸「やま幸(ゆき)」から仕入れる上物で、ハッとする色香が赤酢のシャリと蜜月に絡まり口いっぱいに広がる。

穴子もあえて通常より大物を使うのは、仕込みに手間を掛けてもよりふっくら感を楽しめるように。目指すはなるべく安く、おいしく、気軽に。『其一』の旅、間違いない。

『すし其一(きいつ)』今年7月に開店

東京・人形町『すし其一(きいつ)』

[住所]東京都中央区日本橋人形町1-19-5 エムズクロス人形町5階
[電話]03-6661-6218
[営業時間]11時~14時、17時~23時
[休日]不定休 ※施設に準ずる
[交通]地下鉄日比谷線ほか人形町駅A5・A6などから徒歩すぐ

おとなの週末2024年3月号は「サクッと“とん活”」

2024年3月号

撮影/西崎進也、取材/肥田木奈々
※2023年11月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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