夫婦で酒好きの『黒猫庵』はワインバーかビストロのたたずまい!! 苦みがダシとマッチした「ピーマンせいろ」は必食

ピーマンせいろ 1050円 鍋で細切りしたピーマンを炒めてからツユを注ぐ。シャキッとした食感もアクセントで、軽やかな苦みによって蕎麦の繊細な甘みも膨らむ

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・蔵前の蕎麦店『黒猫庵』です。 センスあふれるつまみと酒、令和の大衆蕎麦屋 ここはワインバーかビストロか?テーブルにはめ込まれた石臼…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・蔵前の蕎麦店『黒猫庵』です。

センスあふれるつまみと酒、令和の大衆蕎麦屋

ここはワインバーかビストロか?テーブルにはめ込まれた石臼がなければきっとそう思うに違いない。それでも「目指すのは気兼ねなく寛げる町の大衆蕎麦屋」と店主の長谷川さん。

とはいえ、そこかしこに令和のエッセンスもきっちり盛り込んだ。夫婦で酒好きというアルコールの揃えは和酒のみならずワインやスピリッツまでジャンルレス。

つまみの筆頭が通年で置く生牡蠣で、和え衣にクリームチーズを使うキウイの白和えなんかも面白い。蕎麦前をじっくり堪能したら〆へといこう。

ピーマンせいろ 1050円

『黒猫庵』ピーマンせいろ 1050円 鍋で細切りしたピーマンを炒めてからツユを注ぐ。シャキッとした食感もアクセントで、軽やかな苦みによって蕎麦の繊細な甘みも膨らむ

十割で打つ蕎麦のコシはしなやかで麺肌のほのかなザラつきにツユがしっかり絡みつく。さらに青い風味がダシと見事にマッチした「ピーマンせいろ」といったオリジナルの蕎麦にも目を見張るはず。

『黒猫庵』

東京・蔵前『黒猫庵』

[住所]東京都台東区蔵前368
[電話]03-5809-2326
[営業時間]18時〜23時(22時LO)、日:15時〜21時(20時LO)
[休日]月、第1・3日
[交通]都営地下鉄浅草線ほか蔵前駅A0出口から徒歩1分

おとなの週末2024年4月号は「おにぎりとおべんとう」

2024年4月号

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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