“流浪の名蕎麦職人”が浅草の『仁行』で“べらぼうに旨い”「蕎麦懐石」を提供!! 「十割」とは思えない「水腰蕎麦」で“のど越し”を堪能

蕎麦懐石 8800円(奥)花巻蕎麦(手前)もりそば ※写真は一例 お椀代わりの花巻蕎麦は海苔の香りがたまらない。もりそばよりわずかに太く、しなやかなコシはそのまま、蕎麦の風味が豊か

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の蕎麦店『仁行(にぎょう)』です。 おと週的には少し高いですが、おすすめ! 名人の打つ蕎麦を手繰る幸せに酔いしれる 店主の石井…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草の蕎麦店『仁行(にぎょう)』です。

おと週的には少し高いですが、おすすめ!

名人の打つ蕎麦を手繰る幸せに酔いしれる

店主の石井仁さんは蕎麦好きには名の知れた人物だ。31年前にいし井(神田)を開いた後、移転を繰り返すこと六回。流浪の名蕎麦職人と言われる所以だ。今回、石井さんが選んだのは浅草観音裏の民家。

メニューは全10品の蕎麦懐石のみでその日の献立は食材と石井氏の気分次第だが、何を食べてもべらぼうに旨い。中でも蕎麦寿司は蕎麦と具材、穴子の煮詰めや自家製山葵マヨネーズなどが絶妙のバランス。口の中ではらりとほどけるのも実に粋だ。

蕎麦懐石 8800円

『仁行(にぎょう)』蕎麦懐石 8800円(奥)花巻蕎麦(手前)もりそば ※写真は一例 お椀代わりの花巻蕎麦は海苔の香りがたまらない。もりそばよりわずかに太く、しなやかなコシはそのまま、蕎麦の風味が豊か

そしてもりそばが登場すると、なんと瑞々しい極細の蕎麦かと目を奪われる。手繰ればしなやかなコシ、のど越しの良さに感激。十割とは思えぬ“水腰蕎麦”と呼ぶにふさわしい逸品だ。食べ終えれば身も心も満たされること必至である。

『仁行(にぎょう)』

東京・浅草『仁行(にぎょう)』

[住所]東京都台東区浅草4-43-2
[電話]070-1469-4541
[営業時間]16時~21時(予約時間は17時~18時)
[休日]火(不定休)
[交通]つくばエクスプレス浅草駅A出口から徒歩10分

おとなの週末2024年4月号は「おにぎりとおべんとう」

2024年4月号

撮影/小島昇、取材/松田有美
※2023年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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