「日本人のDNA」を実感せよ！盆栽も茶の湯も楽しめるカフェが南青山に誕生　「松葉屋茶寮」で古来の美意識に触れよう

2024年4月7日 / 新店

東京・南青山の青山通りと六本木通りを結ぶ「骨董通り」は、クラフトマンシップ溢れるショップやギャラリーなどが立ち並ぶエリアだ。約900mある通りの真ん中ほどに、日本の伝統技術を持つ作家や職人との共創を目指したカフェ「松葉屋茶寮」が2023年12月にオープンし、話題となっている。日本文化と伝統技術を体感できるカフェの魅力をお届けしたい。

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【画像】創業117年の老舗「縄屋忠右衛門」のしめ縄、アーティスト集団「TRADMAN’S BONSAI」の盆栽の画像をチェック! （全10枚）

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創業117年の老舗「縄屋忠右衛門」のしめ縄がお出迎え

「松葉屋茶寮」に着くと、まずその店構えに驚く。入口には、神聖な場であることを表すしめ縄がシンボリックに飾られ、何とも言えない荘厳な空気を放っている。しめ縄は、明治40（1907）年創業「縄屋忠右衛門」（東京都江戸川区）が手がけたこだわりのもの。内装は、日本の自然素材や古道具を取り入れ、伝統と現代の融合を反映したデザインに仕上げている。

店の奥には、6人まで腰掛けることのできるカウンターの茶席があり、その手前には盆栽や現代アート、器などの展示を行う「方舟ギャラリー」を併設している。侘び寂びを感じる静寂な空間の中、手仕事によって生み出されたものたちと対峙する、とっておきの時間を楽しもう。

おススメは「二茶二菓」4000円、お茶を点てる光景を眺めながら過ごす

「濃茶（こいちゃ）」や「季節の玉露」、「ほうじ茶」などのお茶と菓子、こだわりの酒などが堪能できる茶席にぜひ立ち寄ってみてほしい。おすすめは、2杯のお茶と2種の菓子が味わえる「二茶二菓」（4000円）だ。お茶は日本全国の生産者から直接取り寄せた有機栽培の7種の茶葉の中から、好きなものをセレクトできる。