“関西ダービー”となった肉じゃが対決
第2試合は「肉じゃがに革命を起こせ!」。対決するのは、中国&アジア料理の花田洋平さんと日本料理の木村僚佑さんです。関西エリアのシェフ同士による“関西ダービー”となった試合は、それぞれが自身のジャンルの技術を駆使した料理の対決となりました。
第1回大会で決勝3位、数々のコンクールでの受賞経験もある花田シェフが作るのは「ラムじゃが」。ラム肉や角切りにしたじゃがいもを春巻きのように巻くお料理。調理の段階から、今田耕司さんから思わず「革命!」という声が飛び出すほど画期的な料理ができあがります。
「すごく好き」、「食感が素晴らしい」とさまざまなシェフが絶賛する中で、「味はおいしいんですよ。食感もいいし」と切り出したのが、国民代表審査員のGACKTさん。「肉じゃがは肉とじゃがいものアンサンブル」と持論を話したうえで衝撃のコメントが放たれます。
日本料理のシェフとして初の決勝を果たした木村シェフは、「じゃが肉」で勝負。砂糖、みりんを使わず素材の甘みだけで仕上げることで、生産者の思いやそれぞれのじゃがいもの良さを引き出すという一品です。
全国から食通が訪れる京料理の名店『緒方』、その姉妹店「東山緒方」で2番手を担う実力者の“技”を如何なく発揮。それは、調理を見届けるMCやゲストから思わずため息が漏れるほどです。
「じゃがいもとお肉のふたりのビッグショー」と上沼さんが言えば、「相性の良さを楽しむことができた」と中村さん。ふたりはじゃがいもとお肉の相性に触れる一方で、「●●はいらなかった」とあるシェフが口を揃える場面も。この●●についてはオンエアでご確認を!
どちらの料理も審査員の意見が割れた、肉じゃがの定義を考えさせられる一戦になっています。