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日本全国のクラフト酒を選りすぐった、路地裏の隠れ家
『餐事(sanZi)』@神楽坂

ナチュラルな雰囲気のカウンター席。ゆったり寛げるボックス席もある

2024年4月に地下鉄東西線の神楽坂駅から徒歩1分の路地裏にオープンした『餐事(sanZi)』は、「日本のクラフトを全国に」をコンセプトに、クラフト酒とスパイス料理を提供する国産クラフト酒専門店だ。食べ歩き好きのスタッフ3人が47都道府県を旅する中で「全国の珍しいブルワリーや生産者の魅力を発信できる、面白い店を作りたい」という想いから老舗豆腐屋をリノベーションし、スタートした。

店頭には、日本各地から選び抜いた「ソムリエ厳選の国産樽生クラフトビール」(S250ml 1100円~、M350ml 1400円~)をタップで常時8種ほど用意。スッキリとしたライトなものや、ロースト感のあるダークなもの、ホップの味わいが引き立つIPAなどを主に取り揃えている。

人気メニューの「特製2種類あいがけミニスパイスカレー」と「IBUSUKI Summer Weizen」

ここを訪れたらぜひオーダーしたいのが月替わりのカレーを楽しめる「特製2種類あいがけミニスパイスカレー」(900円)とクラフトビールだ。取材時はワイルドなラム肉に爽やかなパクチーがマッチした「ラムキーマ」と、6種のスパイスを使用したチキンカレーにトマトやマスタードで甘みをプラスした「トマトチキンカレー」を盛り合わせた一皿が登場。

クラフトビールは、鹿児島県指宿(いぶすき)市のスイカを使った「ひふみよブリューイング」の「IBUSUKI Summer Weizen」(S 1100円)をペアリング。スパイシーながらどこか甘みも感じるカレーと、フルーティーなスイカの味わいが見事に調和し、思わずビールがグビグビ進んでしまう組み合わせである。

福岡県「LIBROM」のクラフト酒。旬の果物や野菜を副原料として加えた季節酒を展開している

ほかにも、日本酒(清酒)の製造技術をベースに米を原料としながら、これまで法的に採用できなかったプロセスを取り入れたクラフト酒(グラス1000円~)、選りすぐりの「国産クラフトジン」(800円~)などが並び、個性豊かなドリンクが楽しめる。

食を通して日本各地の生産者と消費者を繋ぐことを目指す『餐事(sanZi)』では、ここでしか出合えない希少な酒や魅力的な生産者との出合いが待っているはずだ。

[住所]東京都新宿区神楽坂6-26 1階
[営業時間]月・水・木・金曜日18時~23時
土・日曜日12時~15時、18時~23時
[休日]火曜日
[交通]地下鉄東西線「神楽坂駅」1番出口から徒歩1分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」A3出口から徒歩6分、地下鉄東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」B3出口から徒歩10分
https://www.instagram.com/sanzibar.official/

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中村友美
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