樽生ビールをその場で詰めて持ち帰りできる、駅チカの天国
『常陸野ブルーイング 新宿』@新宿
会社帰りのサク飲みとして利用したい人におすすめは、JR新宿駅直結の複合施設「NEWoMan新宿」に2024年3月に誕生した、『常陸野ブルーイング 新宿』である。6種の「常陸野ネストビール」を各種ドラフトで満喫できるほか、テイクアウトは新たな試みにチャレンジ!
「ドラフトビア缶」ビールを初導入したことで、タップで提供している樽生ビールの中から好みのものを選び、「常陸野ブルーイング 新宿」限定のパッケージ缶にその場で詰めることができるようになった。そのため、家飲みを充実させたい人にも注目の店舗なのだ。
「常陸野ネストビール」は1823年(文政6年)から日本酒を造り続ける茨城県那珂(なか)市の「木内酒造」から誕生した。現在では、インターナショナルビアサミットやワールドビアカップなど、世界のビアコンテストで最高賞を受賞。世界50ヵ国以上で親しまれているジャパニーズクラフトビールとなっている。
新宿店ではそんなビールをシーズン毎に常時6種取り揃え、レギュラー750円~、ラージ 1100円~味わえる。「常陸野ネストビール テイスティングセット」(1300円)をオーダーすれば、3種飲み比べもできるので、それぞれの味を一つひとつ確かめながら、個性豊かな「常陸野ネストビール」の世界を堪能しよう。
ビールの醸造に使用し残った麦芽粕を食べ育った「常陸野ポーク」を、自社の工房で加工した自家製シャルキュトリー(食肉加工品)は、おさえておきたいメニュー。コッパやプロシュート、ピスタチオリオナなど、6種のハムが一皿で味わえる「常陸野ハム BARREL SMOKE ハム盛り合わせ」(Sサイズ680円、Mサイズ1280円)はいちおし!
そのほかにもベーコン、ソーセージなど、こだわりの料理と世界が認めるジャパニーズクラフトビールの組み合わせにお腹も心も満たされること間違いなしだ。
[住所]東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55 NEWoMan新宿 2階エキナカ N700区画
[営業時間]月~土曜日9時~21時、日・祝日9時~20時半
[休日]NEWoMan新宿に準ずる
[交通]JR「新宿駅」NEWoMan新宿に直結
https://kodawari.cc/restaurant/brewing.html#shinjuku
文・写真/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。