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さらにワインを楽しむなら料理とのペアリングを

目でも楽しめる、前菜八寸

併設のレストラン「mio」では、できる限り生産者から直接仕入れた地域食材を使用し、四季に合わせたラインアップでワインに合う料理を展開している。時間があれば、華やかな前菜八寸や瀬戸内海域で採れた鮮魚、自家製のデザートなどがセットになった「瀬戸内の季節を感じていただくコース料理」(ランチ6500円と8800円、ディナー1万1000円)も、ぜひ楽しんでみてほしい。旬を体感できる料理とワインのマリアージュを満喫しよう。

地元で採れた魚を使った美しい一皿
どこを切り取っても絵になる醸造所はフォトスポットとしても人気

かつて海運によって栄えた場所が持つ歴史と文化を継承しつつ、手間暇かけて作り上げたワインと地元食材を活用した料理で新たな魅力を発信する『瀬戸内醸造所』。温暖な瀬戸内で育ったぶどうの持つ優しさと強さ、そして地域が持つ風土や物語を次の世代へと繋ぐ意欲的な取り組みにこれからも目が離せない。

ワイナリー&レストラン『瀬戸内醸造所』
[住所]広島県三原市須波西1-5-26
[電話]050-3749-9902
[営業時間]ワインショップ11時~17時、レストラン11時半~17時 ※ディナー17時半~21時(完全予約制)
[休日]火・水曜日、不定休あり
[交通]JR呉線「須波駅」から徒歩約20分

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文/中村友美

フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

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おとなの週末Web編集部
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