全国にあるご当地「回転寿司」。地元で折り紙付の大人気店の味をそのままに、東京でも食べられる絶品の回転寿司屋をセレクト、覆面調査隊が実食しました。
二子玉川『九州寿司 寿司虎』
ひと言で表現するなら“クール”。スタイリッシュで近未来的な雰囲気もあるが、冷たいという意味ではない。
作業レベルは省人化して、コストを押さえつつクオリティを追求。結果、回転寿司もここまで来たか!という驚きに満ちた寿司が誕生した。
スタートは九州宮崎。カナダで成功した「Aburi」の逆輸入とともに都内にも登場だ。
少し甘めの赤酢のシャリが特徴で、九州のイキのいいネタの良さを引き出した塩レモンや九州特選に、江戸前をリスペクトした氷結熟成鮨。オリジナルソースを合わせたネタを炙ったAburi。どれも食べれば納得の旨さと完成度だ。
亀戸『回転寿司 すし丸 潮見店』
度にこだわった瀬戸内の地魚を味わうならココ!
真鯛にハマチ、さらにはママカリと言えば……そう、瀬戸内の味だ。広島は福山発。瀬戸内の地魚と季節の鮮魚で定評のある『すし丸』の都内1号店だ。
「まんま(ご飯)を借りるほど旨い」というママカリ(さっぱの酢漬け)も絶品なら、ハマチの腹身、ズリもたまらん。シャリがまたいい塩梅。
銀座『廻転とやま鮨 銀座』
きときと=鮮度よしのネタが富山から直送!
富山湾の漁港や卸から直接仕入れた地元のネタが自慢。白エビや紅ズワイガニ、ホタルイカ軍艦など、季節ごとの旬のネタが鮮度、コスパとも納得で登場する。
天然ものにもこだわって、きときとがずらりと並ぶ“本日の日替わりにぎり鮨”も楽しみ。随所に昆布が効いてるのも富山らしい。