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地鶏のおいしさ、〆の完成度は圧巻『だれやめや』＠阿佐ヶ谷
本物の地鶏って、こんなに柔らかくってジューシーなんだ……。コレ、こちらの「みやざき地頭鶏（じとっこ）」炭火焼きを食した偽らざる気持ちである。
炭火の直火で燻しながら焼くのも大迫力。燻香もほどよく、噛めばさらに味が出てくる。ここに前割りした焼酎をゆるっとやる。たまらん。
みやざき地頭鶏（じとっこ）特上炭火焼きL（300g） 3000円、特上炙りユッケ 1400円、赤霧島前割り 600円
タルタルが山ほどかかったチキン南蛮も本場宮崎流だ。これには柑橘感が爽やかなへべすサワーがピタピタだ。これが日常なら宮崎に住みたいぞ、というくらいシアワセだ。
加えて、特製塩つけ麺が圧巻だ。大量の地鶏丸鶏ダシをベースにしたスープの厚み、鰹出汁濃密昆布水に、つるんとして歯切れもいい麺。専門店を軽く凌駕する旨さで、誰もが締めに選ぶのも納得なのだ。
［住所］東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-34-10
［電話］03-5397-3741
［営業時間］18時〜未定（21時半くらい）
［休日］日・不定休
［交通］JR中央線ほか阿佐ヶ谷駅南口から徒歩3分
数々の美味の組み合わせに舌鼓連打！『麟（りん）』＠笹塚
産地にこだわって仕入れる魚介の刺身をはじめ、店主・林さんの料理は研鑽を重ねた和食が中心。しかし、味噌カツやリブロースステーキなどの肉料理もあれば、春巻きや焼売といった、林さんのもうひとつの郷里・中国の点心も適度に忍ばせる。
例えば、おまかせ4品には食感プリプリのエビ焼売が入るし、単品では豚の角煮や、イカ、ハマグリなどの海鮮と野菜たち約10種の具材を皿うどん風に味付けした餡の春巻きも用意する。
本日のおまかせ4品 3300円
合わせたいお酒も日本酒に限らず、サワーや母親が仕入れる無農薬の中国茶を使ったお茶割りまで。様々な美味の組み合わせがもたらす口福の数々を、ついつい時を忘れて楽しんでしまうのは致し方ないのだ。
［住所］東京都渋谷区笹塚1-16-5
［電話］03-6407-0442
［営業時間］16時〜24時
［休日］月・火
［交通］京王新線笹塚駅南口から徒歩4分
撮影／浅沼ノア（ヨイノフネ）、鵜澤昭彦（・・・、だれやめや）、小澤晶子（麟）、取材／肥田木奈々（ヨイノフネ）、池田一郎（・・・、だれやめや）、編集部（麟）
※2024年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
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