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ワクワクが止まらない食堂という名の名酒場『吉池食堂』@御徒町

かつてデパートに存在していた大食堂。和食に洋食、様々なメニューが揃い、ワクワクしたものだ。その面影を残すのが『吉池食堂』。お酒が呑める大人になった今“現代のデパート大食堂”で食堂飲みをライター菜々山が実践!

「呑める食堂」なら、ここも忘れちゃいけない。御徒町駅を降りてすぐ、1階にユニクロが入るビルの最上階にある『吉池食堂』。ここは呑める、いや呑みすぎる食堂なのだ!呑みすぎてしまう理由はいろいろあって、まずその1【豊富すぎるメニューたち】
昭和のデパート食堂を彷彿とさせるラインナップで和食、洋食、中華、それに酒のアテが揃いぶみ。

『吉池食堂』

そして吉池は創業から百年を超える老舗の鮮魚店でもあるので、質の高い刺身も扱っているし、さらに職人さんが常駐していて、握りや巻物なんかの寿司も食べられる。

『吉池食堂』

アルコールも地酒を筆頭に焼酎、ワインと料理や気分に合わせて選べます。

そしてその2【電車の眺めが最高】
窓の近くのテーブル席を確保できるとラッキー。ガラス張りの大きな窓のすぐ下にはJRの線路が通っていて、山手線と京浜東北線が休む間もなく行き交う光景は、それ自体が絶好の酒のつまみ。

『吉池食堂』

時折、見慣れぬ特急電車も走って来たりして、飽きずにずっと眺めていられる。ちなみに窓側の席は人気なので、ガチで景色を楽しみたい時は予約が必須ですぞ。

さらにその3【酒呑みに優しすぎるシチュエーション】
通し営業なのでいつでも行けるってこともそうだけど、土地柄のせいかここに来るお客は、昼だろうが夜だろうが、だいたい呑んでいる。食堂という名のほぼ酒場。

『吉池食堂』

そしてスタッフのおっちゃん、おばちゃん達も気さくな対応で「いっぱい呑んでるね」とニコニコ笑顔で褒めて(?)くれたりして、じゃあもっと呑んじゃおって気分になる。

最後に番外編【呑んだ後の買い物も楽しい】
酔って高揚した気分のまま、ビル内にある鮮魚店へGO。先ほど店で食べていた自社工場製の時鮭をはじめ、おつまみ類もわんさかあって、財布の紐が緩みっぱなし。いつも買いすぎちゃうんだよなあ。

おわかりいただけただろうか、吉池食堂の楽しさを。上野界隈に来るならば、ぜひ立ち寄ってみるべし!

『吉池食堂』

[住所]東京都台東区上野3-27-12 御徒町吉池本店ビル9階
[電話]03-3836-0445
[営業時間]11時〜22時
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか御徒町駅北口から徒歩1分

撮影/浅沼ノア(魚角)、小島昇(じみち、吉池食堂)、取材/菜々山いく子

2024年10月号

※2024年10月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく『門前仲町で昼飲み!「散策の途中にふらっと一杯」もOKな厳選2軒』では、覆面調査隊が酒飲みにやさしい街“門仲”こと東京・門前仲町の昼から一杯イケる店、厳選2軒を実食レポートしています。

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おとなの週末Web編集部
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