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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!

難易度:★★☆☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:にのへ

二戸市は、岩手県の内陸部北端に位置する市です。

平安時代、この地を蝦夷から守るために東西南北と、四方に柵と門が設けられ、それぞれの門には番人が配置されていました。後にこの囲いの中で馬を育てるため、木戸(門)に一から九までの番号をふり、一戸に一牧場を置く「九戸四門」制が採用され、第一の柵が「一戸」、第二の柵が「二戸」と、呼ばれました。この地域には二戸があったことが地名の由来といわれています。

この地は美酒の国、うるしの里といわれています。

平安時代、天台寺の僧侶たちが日々の食事に使うために作ったことがこの地での漆器作りの始まりといわれています。その流れを汲む「浄法寺塗」は、二戸の特産品となっています。

また、日本酒「南部美人」を醸す蔵があることでも知られています。なかでも、岩手県オリジナルの酒造好適米「ぎんおとめ」を使った製品は日本酒好きに大好評です。

金田一温泉も人気スポット。温泉街には座敷わらしが出没するということで知られている緑風荘があります。

2009年、座敷わらしを祀る中庭の亀麿神社以外が全焼してしまうという火災に見舞われましたが、現在では再建されています。

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おとなの週末Web編集部
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