シュトーレン、クリスマスまでになぜ食べるのか？　2024年のおススメ【4選】も紹介

2024年12月7日 / 食のニュース

定番から進化系まで！2024年におすすめのシュトーレン4選

1.『Signifiant Signifie（シニフィアンシニフィエ）』

低温長時間発酵のパイオニアとして影響力を持つオーナーシェフが手がける『Signifiant Signifie（シニフィアンシニフィエ）』は、ミシュラン星付きレストランのシェフからも支持される、信頼の厚いパン屋だ。

そんな同店で毎年人気を誇るシュトーレンが今年も予約受付をスタート。リキュールの芳醇な香りが漂うナッツやチェリー、レーズン使用した「プレーン」（5616円）に加え、オレンジピール、レモンピールなどの柑橘の酸味と香ばしいピスタチオがマッチした「シトラス」（5940円）の2種が楽しめる。

生地には3種の国産小麦とフランス産の有機小麦や発酵バター、オーガニックシュガー、バニラビーンズなどを配合。空気を含ませ、泡立てた自家製ホイップバターを入れることで、ビスケットのようなホロホロとした食感に仕上げている。

[販売期間] 2024年10月21日（月）～
[お届け期間]2024年11月20日（水）～12月20日（金）
[公式HP]
https://signifiantsignifie.com/?mode=cate&cbid=2929471&csid=0

『Signifiant Signifie（シニフィアンシニフィエ）』　公式HP

2.フォーシーズンズホテル東京大手町『THE LOUNGE（ザラウンジ）』

皇居庭園を目の前にエグゼクティブペストリーシェフによる、繊細なスイーツが味わえるフォーシーズンズホテル東京大手町39階の『THE LOUNGE（ザラウンジ）』。

こちらの「シュトーレン」（通常サイズ3000円、キューブ型2個ギフトボックス入り2600円）は、ピスタチオやアーモンド、レーズン、イチジク、クランベリー、オレンジとおなじみの素材を使いながらも、相性抜群のパイナップルの甘みをプラスすることで独自の味にアップデートしている。

和三盆やパイナップルのラム酒で漬けたドライフルーツは日持ちもよく、熟成するほどにおいしさが増す。ギフトボックスに入ったキューブ型の「シュトーレン」も展開しているので、ホリデーシーズンに購入してクリスマスまで楽しむのはもちろん、年の瀬の挨拶の手土産として購入するのもおすすめだ。

[販売期間] 2024年10月1日（火）～12月22日（日）
[お届け期間] 2024年12月1日（日）～12月25日（水）
[公式HP]
https://four-seasons-hotel-tokyo-at-otemachi.myshopify.com/ja/collections/festive-season-2023/products/stollen-2024

『THE LOUNGE（ザラウンジ）』　公式HP

3.『ジョエル・ロブション』

「ミシュランガイド」で最高評価の三つ星に18年連続で選ばれ続けているフレンチレストラン『ジョエルロブション』。そんなブランドが手がける「シュトーレン」を、店舗だけでなくオンラインで購入できるのは、この上なくありがたいことだ。

洋酒にじっくりと漬け込んだ7種のドライフルーツとナッツを使用した伝統的な「ロブションのシュトーレン」（小2800円、化粧箱入り3150円、大 4700円）もあるが、あえて変化球をチョイスするなら「シュトーレンショコラ」（3000円、大化粧箱入り3350円）もおすすめ。

ソーテルヌワイン（デザートワイン）に漬けたレーズンとビターチョコレートをアールグレイ、カルダモンで香り付けした生地に練り込んだシュトーレンは、コクがあり香り高い。ブランデーにもよく合う大人味なのだ。

［販売期間］2024年10月21日（月）～
［お届け期間］2024年12月13日（金）まで（お届け日はお選びいただけません）
［公式オンラインショップ］https://www.robuchon-online.jp/

公式オンラインショップ

4.『ガーデンハウス』

厳選した小麦と自家製酵母を使ったパンや季節の食材をベースにした惣菜パンなどが味わえる代官山のベーカリーカフェ『GARDEN HOUSE CRAFTS（ガーデンハウスクラフツ）』。

こちらのシュトーレンは「ティーと果実のマリアージュ」をテーマに掲げており、「苺とローズヒップのシュトレン」（3900円）、「ジャスミン香る洋梨のシュトレン」（3500円）と、今までにない新鮮なフレーバーが楽しめるところが魅力だ。

中でもいちおしは、ドライストロベリーや苺フレーク、苺ジャムなどの果実味が感じられる「苺とローズヒップのシュトレン」。甘さの中に程よく酸味や風味が引き立つよう、ブルーベリーやクランベリーもいれているそうだ。そこにミルで挽いたローズヒップの茶葉を加え、爽やかな酸味でアクセントをプラスしている。スパイシーなアニスや有機シナモンの風味と調和しているところもポイント。

［販売期間］2024年11月16日（土）～
※全国の『GARDEN HOUSE』系列店全店舗、およびオンラインショップで販売、詳細はHPを参照
[公式HP]https://ghghgh.jp/collections/%E5%85%A8%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%95%86%E5%93%81/

公式HP

文／中村友美

フード＆トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験後、現在に至る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを開始し、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。趣味は日本全国の商店建築巡り。

…つづく「東京で大行列《幻のサンドイッチ》を覆面で大調査…!なんと2時間で完売、定番の「たまご・ハムカツ」から「フルーツサンド」まで全3店で実食」でも、入手困難なサンドイッチを覆面調査隊が並んで実食。その味をレポートします。