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再開の前に食べたカツカレーは美味!

令和5年、私は東京から北海道へJRで向いました。

現在、駅長さんは帯広に住んではおられませんでしたが、お会いする前日、思い出の帯広に行き、帯広のソウルフードといわれているカレーの専門店「インデアン」でカツカレーを食べました。

辛さは3カラ。ルーが本当に美味しい!卓上に福神漬けなどの他に、私が大好きなガリ(酢しょうが)があったのには驚きました。カレーにピッタリ合います!

帯広のソウルフード「インデアンカレー」

駅長さんの息子さんは待ち合わせの駅まで迎えに来てくださいました。

そして、ついに駅長さんと、約半世紀ぶりに念願の再開を果たす事ができました。私にとって感動の瞬間です。98歳の駅長さんは、椅子に腰掛けておられました。ドキドキしている私に、優しい笑顔で迎えてくださいました。

私が持参した写真や切符、当時話題となったキャンペーン「ディスカバー・ジャパン」のスタンプなどをお見せすると、これは懐かしいねと嬉しそうに仰いました。

お元気でよかった!この時の気持ちは言葉では表現できません。私は、一生、この再会の日を忘れません。

S50大正駅発行、帯広100km急行券幸福駅付近記念切符

私は、この時のお礼にと、帯広市役所のご担当の方へ、愛国交通記念館に展示されている蒸気機関車が広尾線を走っている当時の写真をお送りしました。嬉しい事に、その写真の中から3枚を、愛国交通記念館の新看板に使用してくださいました。 その3枚の写真は、第3回目の記事で公開します。

文・写真/山口博(青山一丁目カイロプラクティック院院長)
昭和31年生まれ。早稲田大学卒業後、社会人を経て昭和62年からカイロプラクティックを始める。学生時代から鉄道が趣味で、今も鉄道の旅を続ける。メディア出演多数。放送大学「負けない体を作る姿勢学」講師  、(一社)日本姿勢教育協会理事、元早稲田大学オープンカレッジ講師。「青山一丁目カイロプラクティック院」(https://aoyama1.jp)は完全予約制(info@aoyama1.jp)

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おとなの週末Web編集部
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