スタッフたちが選んだ「食のベスト10」。昨年、大好評だった企画を本年も行うことになりました。今回は、カメラマンの西崎氏、鵜澤氏には見目麗しく美味だった一品を、「おと週」の深夜枠的なページを担当することが多いライターのカーツさとう氏には、食べたかった料理ベスト5を伺いました。
画像ギャラリースタッフたちが選んだ「食のベスト10」。昨年、大好評だった企画を本年も行うことになりました。今回は、カメラマンの西崎氏、鵜澤氏には見目麗しく美味だった一品を、「おと週」の深夜枠的なページを担当することが多いライターのカーツさとう氏には、食べたかった料理ベスト5を伺いました。
西崎進也の2024年ベスト5
1.『ビリヤニすいさんしつ』特製シナモン&カルダモンのアイスクリーム
2.『メッツゲライササキ』鴨とフォアグラのパテアンクルート
3.『観光荘 松本店』やなまぶし丼
4.『ドゥ フイユ』川俣シャモのミ・キュイブールブランソースとパン
5.『サツキ(ホテルニューオータニ)』マスクメロンかき氷
人生最高の味が続出!
ビリヤニっていいですよね。撮影したどの店も印象的だったけど、『ビリヤニすいさんしつ』で意表を突かれたのが、シナモン&カルダモンのアイス!!
「人生No.1のアイスクリーム」と絶賛する逸品
もちろんビリヤニも絶品なんですが、ボクの人生No.1アイスに出合ってしまったわけで。スパイシーで濃厚な味わいが脳天を突き抜けました。
同じように、とにかく超絶おいしくて唸ったのが、『メッツゲライササキ』の「鴨とフォアグラのパテアンクルート」。具材のバランスが神がかり的なのか、食べた時の幸福感が半端ない。死ぬ前に食べたいものは?って聞かれたら間違いなくコレです。
あと、うなぎ旅で訪れた長野県『観光荘 松本店』の「やなまぶし丼」も忘れられないなあ。関西風の地焼きで香ばしく、ご飯にも合うけど、これをつまみに呑みたくなる。
鵜澤昭彦の2024年ベスト5
1.『つりや』つりやの昆布〆3種セット
2.『宋家カムジャタン』ウゴジカムジャタン&コッチョリセット
3.『京もつ鍋 亀八』モツ鍋やみつきの黄
4.『米沢牛黄木』米沢牛味噌漬けセット
5.『蒜山酪農農業協同組合』蒜山ジャージーのパンのお供セット
年末年始の宅飲みに!
ボクはお取り寄せグルメの撮影から、グッときた5品をセレクト。とくに年末年始の晩酌にもってこいなのが、『つりやの昆布〆3種セット』。お魚さんたちが昆布で絶妙に〆られていて、その昆布をそ~っと外してお皿に盛ると、あら不思議。高級居酒屋のひと皿の出来上がり!手軽に楽しめ、味は一級品なのです。
鍋でワイワイやるなら、『ウゴジカムジャタン&コッチョリセット』もいいよね。豚の背骨肉とじゃがいもの鍋なんだけど、ほのぼのとしながら暴力的な味が好き(笑)。
『宋家カムジャタン』のウゴジカムジャタン&コッチョリセット
ほかに、国産のモツと複雑な味のスープがやめられない止まらない『モツ鍋やみつきの黄』もお気に入りっす。
あ、それと『米沢牛味噌漬けセット』は、こたつでぬくぬくしながら食べてみて。旅に行かずして米沢の地に飛べるから!
カーツさとうの2024年ベスト5
1.『Bar Landscape.』マティーニ
2.『離亭 三ぶん』筍と真鯛のバター焼き
3.『秋丸』海老のなめろう
4.『能登美』いかの黒造り
5.『マンション台北』滷蛋
深夜枠的アテがいい
当誌でも本流のページで仕事することなぞなく、テレビでいえば深夜枠、動物園でいえば爬虫類館的な企画ページメインで仕事するアタクシのような人間は、他のライターの皆様と違い、こういうアンケートに応えさせられとります。
ま、オレにとっての料理って、酒のアテだしね~。さらに突き詰めれば、塩がありゃいいもん。それもゲランドの塩がイイなんてこだわり皆無で、もはや昔の専売公社の精製塩で結構。な!企画ページ専門で当然だろ?
で選考理由。5位。こういうの絶対ウマいし、150円と安い分、余った金で酒が呑める。4~3位は、コイツをチビチビやれたなら、酒がグイグイ進む光景が簡単に想像できる。2位に至っては、このひと皿だけで延々と呑み続けられることすら想像できる。
そして1位は、ツマミはなんでもいいどころか、ツマミすら不要ってことでカクテルの王・マティーニに。以上です、編集長。
文章構成/飯田かおる
※2025年1月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「【厳選】その場で呑める東京の蒸留所2軒!東京“ならでは”の素材を活かしたジンを堪能できる」では、覆面調査隊がジン、ラム、テキーラ以外にも、ちょい深掘り系な蒸留酒まで、楽しく体験できるお店を実食レポートしています。