美味しい長ねぎの見分け方
白い部分が長く、緑の部分と白い部分がはっきり分かれているもの。全体的に光沢があり、巻きがしっかりしていて、ふかふかしていないものを選びましょう。
葉の部分が割れていたり、茶色くなっていたりするものは、収穫から時間が経っている可能性があります。
また、白い部分が割れていたり、縦に伸びる繊維がはっきりしているものは鮮度が落ちて乾燥が進んでいるサインです。
葉ネギは、葉先に枯れがなく、根元から葉先までまっすぐで緑色が濃いものを選びましょう。
乾燥は大敵なので、すぐに食べない場合は、水で濡らしたペーパータオルで根元をくるみ、保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
長ねぎの注目栄養素
古来、長ねぎは、体を温めたり、風邪の症状の緩和したり、疲労を回復する効果のある薬用植物として重宝されてきました。
特に注目したいのは、ねぎ特有の辛み成分である「硫化アリル」です。
硫化アリルは、消化液の分泌を促して食欲を増進させたり、強い抗酸化力や殺菌力があり、免疫力を高めて風邪を予防したり、冷え性の予防や改善といった効果も期待できる、健康効果の高い成分です。
また、緑色の部分には、βカロテン、ビタミンCなどが豊富に含まれているので、捨てずに食べましょう。
ちなみに、「ねぎを首に巻くと風邪が治る」と昔はいわれていましたが、これは迷信だとか。
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