デニーズだからこそできる自分流の食べ方を探すべし
今回「味噌らぁ麺」に合わせたサイドメニュー「金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ~青唐辛子を添えて」(660円)も開発しており、どちらにも合うミニごはんが付けられるセットメニューもある。
ちなみに、ねぎみそのネギはデニーズの人気メニュー「和風ハンバーグ」に乗っているネギの3倍もの量がトッピングされている。
この味噌らぁ麺には、オススメの食べ方がある。
1.まずは「味噌らぁ麺」、「金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ」それぞれそのまま食べる
2.ごはんに唐揚げとねぎをたっぷりかけて丼にする
3.さらに味噌らぁ麺のスープをかける
4.青唐辛子をのせて辛味をちょい足しする(味噌らぁ麺にも)
味噌らぁ麺にごはんを入れたり唐揚げを入れるのもアリ。このほか「黒米ともち麦ごはん」とも合うこと間違いなしなので追加注文したいところ。ただしボリュームがあるので、家族や友人とシェアするのがおすすめ。
デニーズならではの自由な楽しみ方をしたい。
トッピングの野菜のおいしさに驚き
味噌らぁ麺を食べてスープのおいしさに驚き、次に野菜がシャキシャキでおいしいことに驚いた。飯田氏が「野菜をしっかり焼くことが大事」と言っていたことがよくわかる。
町中華の中華鍋で野菜を炒めたようなシャキシャキ食感と香ばしさを出すため、野菜と味噌はオーブンで焼いているのだそう。余分な水分を飛ばし均一に火を入れ、程よく焼き目をつけ香ばしさを引き出す。これを全店舗フライパンで炒めて作ろうとすると味にばらつきが出るだろう。
そこでオーブンで焼く、という方法を提案したようだ。もやしとニラをオーブンで焼くという発想はなかった! これは家でも取り入れたいと思う。
見た目以上に野菜が多く感じられ、シャキシャキの食感が良いアクセントにもなり最後まで飽きずに食べられる。
予約困難な『飯田商店』の味を気軽にリーズナブルに食べられる貴重な機会、ぜひとも『デニーズ』で体験してほしい。
取材/田村佳奈子