【難読漢字】駅名当て　人気の秘境駅

2025年2月26日 / クイズ

全国には数多くの難読駅名が存在します。本コーナーでは、読み間違いが多い難読駅名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

読めば、うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをするなんてこともなし！　難読駅を訪ねたくなること間違いなしです!!

文、画像／おと週Web編集部

難易度：★★★★★

■難読漢字、駅名編の正解はこちら

正解：してぐりえき

為栗駅は長野県下伊那郡天龍村にあるJR東海、飯田線の駅です。現在は人里からも遠く、利用者がほとんどいないため、無人駅となっています。

天竜川のほとりにあるこの駅は、鉄道ファンの間では秘境駅として知られています。

駅名は、戦前にこの辺りに存在していた為栗と呼ばれる集落に由来しているといわれています。

しかし、戦後の平岡ダム工事により天竜川の水位が上がり集落は水没してしまい、駅名だけが残ったということです。

「為」とは、水という意味をもつ「湿」（しと）が、「栗」は「えぐる」という意味をもつ刳（くり）が変化したもの。つまり、為栗とは「水にえぐられた場所」という意味をもちます。

為栗駅からひと駅先の平岡駅にある「ふれあいステーション龍泉閣」は駅に直結した宿泊施設で、ここでは、ゆず果汁100％のゆず酢やゆずうどん、栃の実を使った天龍栃のそばなど、天龍村の特産品を購入することができます。

この記事のライター